今日は寒露|涼しさから寒さへの切り替わりの節気

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 今日8日の9時39分に「寒露」の節気を迎えました。「白露」が厳しい暑さから涼しさへの切り替わりの節気とされ、「寒露」を過ぎると晩秋に入ります。「寒露」は涼しさから寒さへの切り替わりの節気だと言えます。北京では急に肌寒くなり、これからは本格的に秋に突入します。夜は冷え込み、昼でも服を着込まなければ風邪をひいてしまいます。こんな具合に中国各地では寒露という節気を過ごす習慣も異なります。

 紅葉狩り

 寒露の時、香山の紅葉を見に行くことはもう北京市民にとってのしきたりと秋の風物詩となってきます。秋風が爽やかで、黄金色の中に紅葉が隠れます。寒露後の連続降温で北京城のもみじが赤く染められ、まるで絵のようにきれいです。

 山登り

 この時、一部分の地域で霜氷が現れます。北方は秋も深まり、紅葉がきれいになってきます。こんなときこそ山を登り、美しい景色を観賞するにはぴったりです。

 菊花酒を飲む

 寒露は重陽節に近く、ちょうど菊の月にあたり、この頃の菊は非常に美しいです。燥熱を下げるために一部分の地域に「菊花酒を飲む」という風習があります。菊花酒は菊花、もち米、麹で作られ、昔から「長寿酒」と呼ばれます。

 胡麻を食べる

 天気がだんだん寒くなり、それで、「寒露で胡麻を食べる」ことは民間の風習になりました。人々が陰を養って乾燥を予防し、肺を潤し胃を温まるのがいいと言われています。この頃になると北京の巷では胡麻のお菓子が人気になり、至るところで見かけるようになります。

 梨を食べる

 寒露の時、梨は果物市場にたくさん出てきて、寒露の節気に一番旬の果物です。梨は肺を潤し咳を止め、熱、火を下げる効果があります。また、梨は甘くて美味しいので、生の梨を食べるほか、汁を搾り、梨を煮て或いは梨ジャムを作ることを通じて、肺を潤し咳を止める治療効果が比較的にいいです。

 養生について

 寒露の到来のため、気候は熱から寒に変わり、体の生理の活動も体内の生理(陰陽)のバランスを確保するため、自然界の変化に適応しなければならないです。

 中国の伝統医学は四季の養生の中で、「春、夏は陽を養い、秋、冬は陰を養う」ことを強調しています。そのため、秋においては体内の陽の気を保養することに留意する必要があります。

 この時になると、乾燥、風邪の気が人体を侵しやすく、肺の陰の精を傷つけることになり、もし養生が適切でなければ、ノドが渇き、鼻がからからに乾き、皮膚が乾燥するなど一連の秋の乾燥の症状が現われます。そのため、晩秋の飲食による養生は陰を滋養し燥(肺)を潤すべきです。昔は「秋の燥は、ゴマなどを食べて燥を潤すべきである」という言い方もあります。この時には、ゴマ、もち米、うるち米、ハチミツ、乳製品など柔らかい食物を多く食べるべきで、辛いもの、例えばトウガラシ、ショウガ、ネギ、ニンニクなどは少なめにし、辛いものを食べ過ぎるならば人体の陰の精を傷つけやすいからです。

 精神的な養生も軽視してはならず、気候がだんだん寒くなり、日照が短くなり、風が吹いて落葉するため、人びとは往々にして心の中で物寂しさを感じ、情緒の不安定や感傷的になりやすいです。そのため、よい心理状態を保ち、状況に応じていい方向へと導き、心配する気持ちを発散させ、楽観的で明るい気持ちをはぐくむことは養生と保健に欠かせない内容の1つです。

文・北京旅行網

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