引き立て合う古建築とイチョウの黄葉 北京東城

2021-10-22

東城区は中心城区の東北、旧北京城内の東部に位置します。文化の拠点である東城の中心は、紫禁城としても知られる故宮博物館です。天安門や国子監、孔子廟などの重要文物を擁しています。色彩豊かな雍和宮にはブロンズの仏像があります。毎年秋になると、各地に点在している黄葉したイチョウの葉越しにこれらの古建築を撮影すると、絵のような美しい眺めとなります。

➤故宮

最近、故宮の西南角にある角楼(隅櫓)の横では、一部のイチョウの木の葉が黄色く色づいています。角楼の屋根の上にある神獣とイチョウの黄葉が互いを引き立て合う景色がネットで高人気を博しています。

実は角楼の以外に、故宮にはほかのイチョウのスポットもあります。そのうち、文華殿の西側では、イチョウの黄葉と紅い壁を背景にした写真を撮ることができます。延禧宮のイチョウの木と改築工事が中止した西洋建築風の「水殿」が時空が交錯している錯覚を生み出しています。ここもネットで大人気です。それ以外に、樹齢がもっとも長いイチョウの木を有する慈寧宮のガーデン、紫禁城で面積がもっとも大きなイチョウの林がある弘義閣もおすすめです。

【住所】北京市東城区景山前街4号

➤中山公園

中山公園のイチョウは、長安街で見つけるのが最も難しい黄金色の景色です。

園内には2つのところに銀杏が植えられます。1つは入り口の西側、つまり水榭景区エリアです。もう一つは社稷壇から中山堂への道です。

ここのイチョウの木はそれほど集中していませんが、湖水との組み合わせでとても美しいです。

【住所】北京市東城区中華路4号

【アクセス】地下鉄1号線に乗り、天安門西駅で下車します。

➤地壇公園

北京市の高人気のイチョウ並木として、地壇公園のイチョウ並木は昔から北京市民が秋に見逃すことのできない魅力的な秋名所の一つとなっています。

公園内にある200本以上のイチョウは1950年代後半に植えられたものです。毎年の晩秋になると、木々の周りの地面が黄金色になり、イチョウの葉が敷き詰められた通りを散歩するのはとても楽しく、その景色も特に芸術的です。このような美しい景色は、観光客を魅了するだけでなく、写真愛好家の集いの場にもなっています。

地壇公園のイチョウ祭は近年、地壇公園が力を尽くして創設したブランドイベントで、毎年何十万人もの観光客が惹きつけられ、北京の魅力的な秋の風景を楽しみに訪れてきました。

【見頃】11月上旬

【住所】北京市東城区安定門外大街

【アクセス】

公園の南門:地下鉄2号線あるいは5号線に乗り、雍和宮駅で下車します。

公園の西門:地下鉄2号線に乗り、安定門駅で下車します。

公園の北門:地下鉄5号線に乗り、和平里北街駅で下車します。

公園の東門:バス125、117番を利用してください。

➤雍和宮

雍和宮の秋景色は、黄色い釉薬瓦にも劣らないです。がシンプルで長持ちするレンガの上に、歴史が長いイチョウの木の黄色の葉が揺れています。入口のイチョウ並木は北京市の三つのイチョウ並木の名所の一つに数えられており、もっとも静かなイチョウ並木の所と呼ばれています。イチョウが黄葉すると、美しい金色のトンネルを作り出します。

【住所】北京市東城区雍和宮大街12号

【アクセス】地下鉄5号線あるいは2号線に乗り、雍和宮駅で下車します。

北京旅游网翻译

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