北京市の北東部に位置する懐柔区の総面積は2122.8平方キロメートルであり、北京市では面積が二番目に大きい区です。そのうち、燕山山脈の山並が連なり、区の88.7％を山地が占めています。懐柔区は歴史が長く、1300年も前の唐の時代に既に「懐柔」と名付けられました。観光は懐柔区の基幹産業として、区内には紅螺寺、雁棲湖、慕田峪長城などの観光名所があります。「京郊明珠」と「北京の裏庭」と称賛されている懐柔区の秋景色を見逃すことなく楽しんでくださいね。

➤喇叭溝原始森林公園

喇叭溝原始森林に来たら、白樺林を見逃すことはできません。高い白樺は、枝が細かく、幹は白くて繊細で、木の妖精と評価されます。秋は白樺林が一番美しい時期です。

金色の葉は光に照らされ、きらきらと輝いています。まるで帝王の黄色のローブのように身を加え、涼しい風に吹かれると落ち葉は蝶のようにゆっくりと舞い落ち、地上で厚い金色のじゅうたんを積み上げます。

住所:懐柔区喇叭溝門満族郷孫柵子村西300号

➤黄花城水長城

水長城のとっておきの秋景色は、モネの絵のように美しいです。木々は陽射しに照らされ、時には黄金色、時には紅色に見えます。秋風に吹かれ、山いっぱいの葉がひらひらと落ちていきます。

古い明の長城が、色の変化する灝明湖の水を隠して光を放っています。遠くの山、近くの林、流れている渓水....秋の童話はここにあります。

住所:北京市懐柔区九渡河鎮西水峪村

➤慕田峪長城

慕田峪長城観光区は10月下旬から紅葉の見頃を迎えています。山には山杏、火炬など28万本余りの樹種が植えられます。彩葉区は慕田峪区全体をカバーしています。万里の長城は美しい色彩を背景に、趣がいっそう増しています。

住所:北京市懐柔区慕田峪村

➤雁栖湖

秋になると、雁栖湖は赤、黄を基調とする色調になり、思う存分にその明るさをアピールしています!穏やかな湖水、色濃い遠山、古風で壮大な建築によって、濃厚な秋は雁栖湖を絵のように染め、類のない美しい絵巻を描き出します!

住所:北京市懐柔区雁水路3号

➤紅螺寺

秋の紅螺寺は多くの人に愛されます。秋めいた時だけではなく、雨上がりの時も、秋初めの時も、夕暮れの時も、とても美しいです。

まだ秋の最中ではありませんが、彩りに惑わされることなく、自然な静寂を極めています。涼しい風、清新な空気、少し粛然とした雰囲気によって、千年の古刹は原始の模様に回帰し、古風であっさりしており、静かでやさしい光景です。

住所:北京市懐柔区紅螺東路2号【呂文開　訳】