北京市の西部に位置する門頭溝区の総面積が1455平方キロメートルです。山岳地域にあるため、区内には妙峰山、百花山や霊山などの山名所がたくさんあります。また、区内の潭柘寺は北京地区で歴史が最も長い寺院です。その伽藍が明清時期の風貌を維持しており、北京の郊外で規模が最も大きい古代寺院建築です。周辺の山々とともに、赤色や黄色に彩られた「紅葉浄土」の世界を探しに行きましょう！

➤妙峰山

妙峰山観光区の紅葉は主に観光区の周囲に分布し、品種は主に元宝楓、サンザシの木です。黄色の葉があるのは落葉松、杏樹です。高い妙峰山は独特の気候があり、紅葉が強い層付き感を持っています。紅葉を観賞すると同時に、お寺を訪れることもできます。

住所:北京市門頭溝区妙峰山鎮澗溝村

➤百花山

百花山観光区は市街地から89キロ離れており、108国道で史家営を経て山頂まで行けます。総面積は819ヘクタール、標高は1991メートルです。

百花山の地理条件は貴重と言えます。「天然長城」、「母子石」、「震山石—錦簇攢天」、「駝峰」、「文殊像」などはいずれも高い科学的価値と観賞価値を持っています。高いですから、10月の百花山はもう一面の赤になります。

住所:北京市門頭溝区109国道

➤潭柘寺

潭柘寺は1700年余りの歴史があり、北京の最も古いお寺で、北京城より800年前に建てられました。そこの1310歳の銀杏は、最も美しい古銀杏トップ10に入選しました。

この2本の銀杏は植物の生きた化石と呼ばれ、東側の1本は「帝王樹」、西側の1本は「配王樹」と呼ばれ、唐の貞観年間に栽培されたということです。「帝王樹」は乾隆帝に爵位を与えられました。それはこの銀杏の高さが30メートルで、何人が抱えるほど太く、そびえ立っていたからです。

住所:北京市門頭溝区潭柘寺鎮

➤戒台寺

潭柘寺では一本の銀杏が「帝王樹」と呼ばれますが、大覚寺では一本の銀杏の繫盛ぶりはまるで森のようです。戒台寺の場合、銀杏や松が我先に咲き乱れます。戒台寺はすでに1400年以上の歴史もあります。戒壇、珍しい松で名を馳せます。北京市民にとって、戒台寺は秋の散策という風物詩を形成させる最初の地です。寺内のイチョウが二つの景観を呈し、珍しいものと言えます。

住所:北京市門頭溝区永定鎮108国道