朝陽は北京中心部東部に位置し、北京市における最大面積の市轄区であります。2008年の北京オリンピック主会場であったオリンピック公園が建設され、また区内には外国公館や外交官宿舎が多く、これに付随して外国報道機関や外国商社、国際的なホテルなどが林立しています。そのため、秋の時期になると、朝陽区は特別なの情調漂うエリアになります。

➤元大都城垣遺跡公園

「海棠花渓」で有名になる元大都城垣遺迹公園は、多くの文芸青年に親しまれています。知らない人もいるかもしれませんが、花のない秋の「海棠花渓」は同じく観光客を感動させます。

特に晩秋には、公園沿いにゆっくりと歩き、足元で落ち葉がさーさーという音を聞きながら、木漏れ日が肩に照らすのはとても楽しいです。

住所:朝陽区健安東路

➤オリンピック森林公園

10月下旬から11月下旬にかけて、オリンピック森林公園の数千ムー(1ムーは約6.67アールに相当する)の木が次第に色を変え始め、カラフルで美しい色に染まっている秋の景色を形成しています。ここは北京市の紅葉名所人気ランキングの1カ所であります。

住所：北京市北辰東路と国家体育場南路の交差点

➤三里屯東五街

三里屯使館区の銀杏は、静かで暖かく、映画のようにロマンチックです。周辺にはトルコ大使館、メキシコ大使館があります。街のそばに異国情緒のレストランがあり、最高の撮影ロケ地です。

三里屯太古里は、グルメが集まる場所です。夜になると、いっそう賑やかになります。また、ここにはたくさんの本屋、バーなどもあります。

住所:北京市朝陽区三里屯東五街

➤朝陽公園

朝陽公園は、南、中、北の3つの園区に分かれています。公園全体の面積は頤和園や円明園に匹敵し、天壇よりも大きく、実際の遊覧面積はもっと大きいです。朝陽公園には小道が密集しているので、園区全体を回ると大変疲れるかもしれません。晩秋の朝陽公園では、のどかな陽射しが公園の隅々まで降り注ぎ、銀杏が黄色くなり、紅葉が色づいき、その陽射しに照らされて美しい景色になります。

住所:朝陽区朝陽公園南路1号【呂文開　訳】