北京市の西部に位置する石景山区の総面積は85.74平方キロメートルであります。石景山区にある八大処公園や法海寺は、北京市民が山に登り、秋の紅葉を鑑賞する理想的な場所です。鮮やかな黄色のイチョウの葉もあり、建物と秋が溶け合い、まるで絵巻物にいるような気分になります。
➤八大処公園
八大処公園は、北京市民が山に登り、秋の紅葉を鑑賞する理想的な場所です。青松、翠柏、紅葉、菊の花は大地を彩ります。
秋に入ると、八大處公園では8種10万本余りの樹種が山のふもとから山頂に広がります。山は青松やヒノキに彩られ、時には鮮やかな黄色のイチョウの葉もあり、多彩な絵になります。
紅葉の楽しみ方は様々で、ロープウェーに乗って山を見下ろすこともでき、お寺の石段に登って紅葉を観賞することもできます。肝の据わった者は、ローラーコースターに乗って紅葉林を走り抜けることもできます。
黄櫨などの紅葉が見えるほか、北方では珍しい銀杏などもあります。
住所:北京市石景山区八大処路3号
➤法海寺
法海寺は、南向きに建てられ、山に沿ってそびえ、青松、翠柏に囲まれます。そこに色とりどりの葉が粛然としても生き生きとしています。
お寺の精緻さはどこにでも見え、古風なあずまや、まだらの香炉、敦煌に匹敵する明代の壁画など、建物と秋が溶け合い、まるで絵巻物にいるような気分になります。
住所:北京市石景山区翠微山南麓模式口28号【呂文開 訳】