北京の冬の風物詩!糖葫芦(タンフールー)

2021-11-18

北京・天津エリアのお菓子「糖葫芦」をご存知ですか?「糖葫芦」は、冬に街の露店で買える甘い砂糖菓子です。冬になると、中国北部であればどこに行っても「糖葫芦」が見えるほどです。

糖葫芦(タンフールー)はまさに中国人にとって幼少時代を思い出させる味です。早くは春節のお祭りによく売られていました。りんご飴のような見た目ですが、大きさはりんごよりも小さく串刺しになっているのが特徴です。このりんごのような実の正体はサンザシと呼ばれる果物です。サンザシは中国ではメジャーだが、日本ではあまり見かけないです。その味は甘酸っぱいといった感じです。その酸っぱさとべっこう飴の甘さがマッチしてとても美味しいです。最近ではサンザシ飴だけではなくみかんやイチゴなどいろんな果物のバージョンがあります。種類が増えたので飽きることがないです。

漢方薬としても使用されるサンザシはどんな効能があるのでしょう。サンザシは、漢方学で言う「脾」を助ける働きがあります。この「脾」とは、胃や肝臓、腎臓、小腸なども含めた消化器系を指します。脂っこいものの食べ過ぎや、お酒の飲み過ぎによる胃もたれ、肝臓の疲れを和らげてくれるんですよ。

糖葫芦の作り方はとても簡単で、家で自分で作ることもできます。糖葫芦の材料は、サンザシと砂糖だけです。手順としては、まずサンザシの種を取り、次にサンザシを串刺しにしていきます。それができたら、次は鍋に砂糖と水を入れて煮詰めていきます。砂糖が飴状になってきたら、串刺しにしたサンザシを飴でコーティングし、飴が乾けば出来上がりです。興味がある方は挑戦してみるのもいいでしょう。

北京旅游网翻译

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