太廟は1420年に明・清の皇帝が祖先を祀るために建立されました。1535年、世宗朱厚熜は廟を9つに分け、合祀から分祀に改め、各世代の祖先を祀る9つの廟を設置しました。 1541年、落雷と火災により、9つの寺院のうち8つが焼失しました。1545年、太廟が再建され、合祀制度が復活しました。太廟の後殿は弘治4年（1491年）に建てられ、その後拡張されてきました。清朝皇帝の退位後、祭祀は廃止されましたが、廟は清朝に残されました。

明の万暦3年（1575）に大改修、清の乾隆1年（1736）から4年（1739）、25年（1760）、53年（1788）に修理、改造、増築が行われ、各時代ごとに改修が行われてきました。1950年に北京市労働人民文化宮殿と改称された後、何度も改修が行われ、映画館、競技場、図書館など多くの新しい施設が建設されました。1988年、国務院により国家重点文化財保護単位に指定されました。