茶、その品種は、紅茶、緑茶、烏龍茶(青茶)、黄茶、白茶、緊圧茶(黒茶)の6つ(詳細は下記表参照)。この品種分けは、茶葉の違いではなく、製造?精製方法の違いによるものです。一般的に、中国の北方人は花茶(ジャスミンティー)*を、南方人は緑茶を、北京?上海?天津?杭州などの都市部の人は緑茶の中でも特に龍井、碧螺春を、また福建?広東の人は「烏龍茶」を好むと言われています。しかし現在は健康食品、ダイエットという意味合いにおいて、烏龍茶や黒茶が好まれ、エスニック的な意味合いで、少数民族が好む緊圧茶、黒茶を飲むことがはやっているようです。
*花茶:紅茶、緑茶、烏龍茶の葉を原料として用いて、花の香りを付けたもの。緑茶をベースとするものが多い。
| 茶の種類 |
萎 凋 (注1)
|
殺 青 (注2)
|
発酵の 度合い |
揉 捻 (注3)
|
代表的な茶名 |
| 紅 茶 |
有 |
無 |
全 |
有 |
祁門紅茶、雨前高山茶、群芳最 |
| 緑 茶 |
無 |
有 |
無 |
有 |
西湖龍井、碧螺春、黄山毛峰、 六安瓜片 |
| 烏龍茶 (青茶) |
有 |
有 |
半 |
有 |
福建武夷岩茶、安渓鉄観音 |
| 黄 茶 |
有 |
有 |
弱 (悶黄) (注4)
|
無 |
君山銀針 |
| 白 茶 |
有 |
無 |
弱(萎凋) |
無 |
福建白毫銀針 |
| 緊圧茶 (黒茶) |
有 |
無 |
後 (渥堆) (注5) |
有 |
プアル茶(雲南省南部産)、 雲南沱茶
| | ( 注 1 )
萎凋(いちょう):加熱せずに、約18時間ほどそのまま萎えらせる。すなわちここで前発酵させる ( 注 2 )
殺青(さっせい):短時間加熱する。これにより発酵が停止する。中国は茶葉を釜で炒る。日本は蒸す。 ( 注 3 ) 揉捻(じゅうねん):揉み ( 注
4 ) 悶黄(もんこう):製茶の途中で行われる軽度の発酵のこと。 ( 注 5
) 渥堆(あくたい):乾燥の前に堆積して、少々発酵させること。 |