北京賽特ショッピングセンター、リニューアル工事を開始

2022-05-13

このほど、北京の建国門の外に30年近く建っている賽特ショッピングセンターの改修工事が正式にスタートしました。このデパートはこれから交流とショッピングのための新しい空間に生まれ変わるということです。北京晩報が報じました。

1992年にオープンしたこのショッピングセンターは、市内だけでなく全国でも初めて輸入品の比率が最も高いショッピングモールでした。2020年3月末、同モールは正式に閉鎖されました。

設計は著名な設計事務所であるウッズバゴットが担当し、空間の設計が「聚院ER」と位置づけています。「聚」は目的のない出会いと目的のあるぶつかり合いを意味し、「院」は北京の伝統的な特色ある空間形態を指し、「ER」は都市のホワイトカラーにストレス解消の社交場を提供することを意味しています。

プロジェクトの空間デザインの位置づけによれば、プロジェクトの外側から内側にかけて大量の植物を移植し、自然の要素を利用して、外側の広場と通り沿いの外側広場をつなぐと同時に、オープンなアウトドアリビングのユニークな空間を提供します。室内では、いたるところにある緑が「箱」空間の中の呼吸感を高め、人と自然の交流を深め、中庭として独自の空間感覚を持たせるのです。

紹介によりますと、このプロジェクトは北京のローカルな要素の再構築に焦点を当て、中国の新しいデザインスタイルと西洋の品質を融合させ、中庭に入る入り口の儀式感を作るだけでなく、いくつかの中庭で社交的な庭園を作り、古い北京人の感情的な記憶を呼び起こすとのことです。同時に、空間の質を細部にわたって「脱百貨化」させることで、新しい世代の消費者の心に響くのです。

これから、このモールは高級百貨店から、都市型社会と芸術的ライフスタイルをテーマとしたプロジェクトへなりました。面積の半分は飲食、半分はライフスタイル業態で、フロアごとに特色あるソーシャルワンダリングスペースを形成する予定です。(韓晴 訳)

北京旅游网翻译

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