首鋼園金安橋駅交通一体化プロジェクトは近く竣工し、展望倉を含む9つの単体プロジェクトはすべてアップグレードを完了した。プレミアムオフィス、飲食ショッピング、レジャーエンターテインメントが一体となった新しい活力あるコミュニティを目指し、「市井の雰囲気」を添えた。

首鋼園で最も象徴的な建築物である三高炉の東側の通りを隔てた1号高炉に新しい姿が現れ、炉体の大きな「 超体スペース」の表示板が目立った。北京・天津・河北省地域最大のVR総合体験館として造成され、年末にお目見えする予定だ。多くの来場者にとって、金安橋駅交通一体化プロジェクトの南西側に位置する「スタート地点」だ。まっすぐな道を進むと、緑豊かな植生が産業遺産に映え、真新しい建物にはすでに一部の商店が飾り付けを始め、通り沿いに新しくできたカフェや焼き魚、鍋などのレストランが開店している。

初建投公司のエンジニア王鹏によると、全体の敷地は12万平方メートル、延べ面積は7万7000平方メートルで、4つのエリアに分かれている。観光客に親しまれている展望台は A ブロックにあり、展望台に隣接して、プロジェクト単体で最大の建築面積を誇る N4-3の乗り換えステーションとなっている。2万平方メートルの建物面積をリノベーションして中関村産業イノベーションセンターに生まれ変わり、初の「ベースキャンプ」としてオフィスに使われている。