都一処シュウマイ

2022-09-21

都一処シュウマイは清乾隆三年(西暦1738年)に建てられ、中華人民共和国商務部に初めて認定された「中華老字号」だ。

乾隆十七年(西暦1752年)の大晦日、乾隆皇帝はひそかに通州に行幸し、前門大街を通って宮殿に戻ったところ、すべての商店は閉店したが、王記酒舗だけが灯をともして営業していた。乾隆は従者をつれて店に入り、酒肴の旨いのを喜んだ。この店はまだ名前がないと番頭から聞いたとき、乾隆帝は「この時期に営業しているのはお前だけだから、『都一処』ということにしよう」と慨嘆した。宮殿に戻った後、人を命じて、扁額を作らせて宦官から店に送らせた。天子の御臨御もあり、高札も賜り、都一処がよく知られており、それ以来、名士や官吏の要人たちが集まり、商売は日増しに繫盛している。

三百年近く経営の中で、都一処は乾隆帝から扁額を賜わったことで知られているだけでなく、技芸の極致である「都一処シュウマイ」が五州四海の客を引きつけ、日本で伝えられたこともある。1989年、商業部の飲食最高賞「金鼎賞」を受賞し、2000年に「中華名小吃」に選ばれ、2008年には「都一処シュウマイの製作技法」が国家無形文化遺産リストに登録された。

北京旅游网翻译

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