北京で味わう、昭和の日本から伝わるコーヒーの味

2023-01-06

前田珈琲、これは日本からきた喫茶店です。

いま北京で流行しているカフェとは違って、20世紀の優雅さが感じられる店内。こげ茶色の床に、縦長のステンドグラス……文化的な雰囲気が細部から感じ取れます。

1971年 日本の京都でオープンした前田珈琲本店

スタッフの方によると、前田珈琲(マエダコーヒー)の本店は1971年に日本の京都でオープンし、初代店長の前田さんはコーヒーの品質と口当たりを大切にしていたそうです。そのこだわりの精神はチェーン店として広がった現在も継承されていて、だからこそお店の自慢のメニューはやはりコーヒーなのだと言います。

というわけで、おすすめメニューにある旬のコーヒーを頼みました。

中国限定のオリジナルゴールデンリッチブレンド、その名も“極”。

甘みと酸味が強めで、苦みは控え目になっているとのことですが、キャラメルマキアートばっかり飲んでる私にとっては、やっぱりちょっと苦い! でも、コーヒーそのものの香りが感じられてリッチな気分になれました。

前田珈琲といえば、ケーキと季節限定ドリンク「風水華」もとても有名です。

「風水華」は日本のくずきりをベースにしたドリンクというこで、甘酸っぱさが暑い日にピッタリ。

ケーキは、「京都バナナケーキ」と「京都抹茶ロール」を頼みました。

このバナナケーキは絶品!今までに食べたすべてのケーキの中でもトップ3に入るおいしさです。ケーキ生地はとてもソフトで、たっぷりのクリームはさっぱりして口当たりが抜群。バナナの色がきれいで、作りたてだと感じました。絶対にオススメです!

抹茶ロールも、甘すぎなくておいしい!抹茶の香りが濃厚なのは、わざわざ日本から運んできた抹茶粉を使っているからだそうです。納得しました。

このお店、実は夜になると日本酒バーに変身するのだとか。今回は残念ながら時間が合いませんでしたが……チャンスを見つけてまた来たいと思います!

前田珈琲(喫茶店)

場所:北京市朝陽区麗都花園5号金融センター1階

営業時間:10:00~19:00(19:00〜26:00は日本酒バーとして営業)

中国国際放送

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