北京世界園芸博覧会が閉幕に近づいている。北京世界園芸博覧会局が明かした情報によると、4月末の開幕から、北京世界園芸博覧会は5カ月近く運営し、観光客数は延べ780万人に達した。国慶節の連休は遊園ピークを迎える見通し。
22日に開かれた北京世界園芸博覧会企業発展国際フォーラムで、北京世界園芸博覧会局の葉大華局長は、「北京世界園芸博覧会の開催期間、観光客の参与度は絶えず向上し、園内の貴重植物、特色展示園、主要パビリオンなどは各国からの来賓と観光客に深い印象を残した。中国の建築の美、園芸の美、および延慶地区の自然の美は世界園芸博覧会で高度に融合した」と述べた。
葉大華氏によると、天候が涼しくなり、観光に適した時期になり、世界園芸博覧会は再び遊園ピークを迎える見通し。9月21日の観光客数は9万5000人を突破し、特に中国館は開館以来「ネットで話題のスポット」となり、中国館を訪れた観光客は延べ400万人を突破した。中秋節は1日の来館者のピークを迎え、8万6000人を超えた。
北京世界園芸博覧会の開幕以降、園内で2600回以上のイベントが行われた。中でも、毎日行われるパレードは最も人気があり、パレードの花車が行く場所に大勢の観光客が集まるのが園内の美しい風景となっている。そのほか、各国の国家デー、中国各地の省区市デーなどの様々なイベントも多くの観光客を引きつけている。
葉大華氏は、国慶節が近づき、世界園芸博覧会は新たなピークを迎えることが予想されると話す。国慶節の連休中、北京国際観光祭が園内で行われ、観光客に豊富な観光体験を提供する。北京世界園芸博覧会局と交通部門は連携し、世界園芸博覧会の交通保障および園内外の交通の接続に力を入れ、市民と観光客がスムーズに遊園できるようにする。