「中国美学」貫く北京2022冬季オリンピック

2022-02-16

中国では2月15日に元宵節を迎え、各地で冬季オリンピックをテーマにしたお祝い活動が開催され、お祭りの雰囲気が盛り上がりました。今年の春節と元宵節には北京冬季五輪が開催されたこともあって、中国の民俗文化からインスピレーションを得た「氷墩墩(ビン・ドゥンドゥン)」と赤提灯をベースにした「雪容融(シュエ・ロンロン)」が大人気となっています。また、 「アイスリボン」の「最速の氷」はオリンピックの氷上競技に助力し、河北省張家口市崇礼区にある国家スキージャンプセンター「雪如意」と万里の長城も世界を驚かせています。中国の伝統文化を中核とし、革新した現代技術を統合した北京冬季オリンピックが示す「中国美学」は、新しい文化生活トレンドをリードしています。人民網が報じました。

ビンドゥンドゥンの可愛いLINEスタンプや、日本選手とのコラボに癒やされた方も多いのではないでしょう?北京冬季オリンピックの開幕以来、この宇宙飛行士のスーツを模した氷の「シェル」を纏っているパンダのマスコットは多くのファンを獲得し、幅広い愛と注目を集めてきました。特に中国の現地で北京冬季五輪を伝える日本テレビのアナウンサーの辻岡義堂氏は、氷墩墩が大好きなことからSNSで注目され、「ギドゥンドゥン」という愛称をつけられました。北京冬季オリンピックの友好の使者として、氷墩墩と雪容融は、その可愛らしくて生き生きとしたイメージで中国の伝統文化要素の新しいスタイルを示し、国内外の友人を感動させ、中国文明と世界文明の深い統合を促進しています。

競技のほか、各国のアスリートたちは【うp主】になり、SNSで餃子、北京ダック、VRゲームなど北京冬季オリンピックの選手村の日常生活を紹介しています。最近、米国出身の21歳のスキージャンプ選手のアナ・ホフマンが、SNSに夜の「雪如意」の様子を示す動画を投稿し、20万件以上の「いいね」を受け取りました。彼女は動画の中で、「ジャンプ台からそう遠くないところに、明るい光の帯があり、それは万里の長城に他なりません!」と紹介しました。カナダのバイアスロン選手のアダム・ルナルスもSNSに競技場で情熱的にスキーをしている自分の写真を投稿し、たくさんのいいねが届いただけでなく、「かっこいい!」というメッセージも多いです。

国家スキージャンプセンター「雪如意」では、アスリートは飛び出す瞬間に遠くの万里の長城を見ることができます。夜になると、ライトアップされた「雪如意」と万里の長城がお互いに映し出されています。このようなユニークなデザインコンセプトにより、「雪如意」は北京冬季オリンピックの人気建物となり、世界中のアスリートの注目を引きつけています。

北京冬季オリンピックの競技場の多くは中国の美学を反映しています。「アイスリボン」、「雪如意」、「雪飛天」、「雪遊龍」、「雪飛燕」など、北京冬季オリンピックの氷雪競技場はほとんど自らのイメージ的な中国風の愛称があります。2月8日、中国のアイリーン・グー選手はビッグエア首鋼のスキージャンプ台「雪飛天」で大技1620に成功し、不利な状況を逆転させ、この冬季オリンピックで中国代表団の3番目の金メダルを獲得しました。「雪飛天」のデザインは、敦煌の壁画から着想を得たものです。競技コースの英語名の「Big Air(ビッグエア)」から始まり、敦煌の飛天という要素を見つけたとデザイナーは語りました。

また、北京オリンピック フィギュアスケート団体戦で、中国の王詩玥/柳鑫宇組は有名な中国の絵画『千里江山図』に触発された衣装で氷の上で踊りました。結局、彼らは12位にランクインし、中国がオリンピックフィギュアスケート団体戦での成績を刷新しました。丹青の魅力を示す衣装とダンスは、中国の伝統文化の魅力を表しています。

エキサイティングな競技はまだ続いています。中国の伝統文化が冬季オリンピックに出会うとき、この長い歴史を持つ文明はオリンピック競技に新しい内容を添えます。

北京旅游网翻译

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