冬季五輪貴賓へのビン・ドゥンドゥンの麺塑人形が人気

2022-02-09

北京冬季五輪・パラリンピックの開催につれて、大会マスコットの「氷墩墩(ビン・ドゥンドゥン)」と「雪容融(シュエ・ロンロン)」、そして各種大会記念グッズへの注目が高まっています。

2月5日(中国の旧正月5日目)昼、北京冬季五輪開会式に出席した各国貴賓は人民大会堂の金色大庁で一堂に集まり、歓迎レセプションを催しました。ホスト国としてのおもてなしの意味を込めて、中国側は特別な「縁日」を用意しました。人民大会堂東ホール入口前のスペースでは、無形文化遺産の継承者8人が凧や麺塑(小麦粉細工)、剪紙(切り紙細工)、中国結びなど伝統工芸の展示や実演を行いました。

麺塑ブースの前で、モナコ公国のアルベール2世大公は職員からビン・ドゥンドゥンの人形を受け取り、自らの手で白い目をつけて完成させると、朗らかに笑いました。アルベール2世大公は笑みを浮かべながら、「もう1つ作ってもいいだろうか。子供が双子なので、おみやげのビン・ドゥンドゥンが1つだけでは具合が悪いので」とスタッフに語りました。かわいい冰墩墩(ビン・ドゥンドゥン)には誰も抗えないでしょう。

高さ3〜4センチの麺塑は冰墩墩(ビン・ドゥンドゥン)のように透明な氷の殻で覆われていませんが、顔につけている五輪マークは手描きでとても精緻です。 麺塑ブースでは、俊敏な動きでさまざまな競技を楽しむ様子の冰墩墩(ビン・ドゥンドゥン)の人形があります。中国伝統の絶技と冬季五輪の共演に、貴賓たちの多くが足を止めて見入っていました。また、項羽、関羽、梁紅玉などの京劇キャラクターの人形も、各国貴賓から広く歓迎されています。

IOCのバッハ会長はビン・ドゥンドゥンの人形を見たとき、このマスコットの選定に関する「裏話」を紹介しました。 「オリンピックのマスコットの選定は熱のこもった議論が一般的で、最後の決定まで数時間かかります。しかし、北京冬季オリンピックのマスコットであるビン・ドゥンドゥンが組織委員会に提示されたとき、誰もがかわいいと思ってすぐ選定されました。」

文・北京旅行網

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