元宵節のお団子「元宵」と「湯圓」どう違う?

2022-01-25

元宵節は漢の時代(紀元前202年~西暦220年)に起源しており、当時はお正月のことを「元月」、また夜のことを「宵」と呼んでいたため、「元宵節」はここから名付けられました。この日に食べるものは、中国北部の「元宵」(ユエンシャオ)といい、南部の「湯圓」(タンユエン)といいます。

「元宵」と「湯圓」はいったい何が違うのでしょうか?実は「元宵」と「湯圓」はどちらも「一家団欒」を意味する中国語「団圓」と発音が近く、またこの日は満月であることから一家団欒、円満、幸福という祝福が込められていますが、作り方は異なります。「元宵」は餡を白玉粉(もち米を加工した粉)の上で転がして、雪だるまのように作られますが、「湯圓」は餡を生地で包んで作られます。

中国では大まかに言えば、北京を中心とした北方地域で食べられているのが元宵で、江蘇省や浙江省を中心とした南方地域で食べられているのが湯圓です。包んで作る湯圓も、転がして作る元宵も、どちらも古くから代々伝われてきた元宵節のめでたい風習で、すべて円満であるようにとの願いを托したものです。

北京旅游网翻译

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