北京の「九壇八廟」:先蚕壇

2021-11-27

北京には「九壇八廟」という言い方があります。それは紫禁城を取り囲むように九つの壇と八つの廟のことを指します。いずれも明・清の時代、皇帝が祭典を行われていた場所です。「九壇」とは天壇、祈谷壇、地壇、日壇、月壇、社稷壇、先農壇、太歳壇、先蚕壇という9つの祭祀建造物のことです。「八廟」とは太廟、奉先殿、伝心殿、寿皇殿、雍和宮、堂子、文廟と歴代帝王廟のことです。 今回は「八廟」の一つ、先蚕壇を紹介しましょう!

先蚕壇は清乾隆七年(1742年)に建てられました。「北京九壇」の一つであり、「蚕神」を祭った場所の中でわりとよく保存されたほうです。

毎年、旧暦の3月、皇后が先蚕壇で養蚕の神・先蚕を祀りました。場合によっては妃が代行することもあったといいます。九壇の中で女性が登れた唯一の壇でした。

明の時期、先蚕壇は現在の安定門外(北京の北部)にあり、その後、西苑(北京の西北部)に移されました。清になると、遠方で行き難いということから、1742年、紫禁城に隣接する北海公園で再建されました。現在、先蚕壇といえば北海公園のものを指します。

北京旅游网翻译

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