北京の「九壇八廟」:奉先殿

2021-11-26

北京には「九壇八廟」という言い方があります。それは紫禁城を取り囲むように九つの壇と八つの廟のことを指します。いずれも明・清の時代、皇帝が祭典を行われていた場所です。「九壇」とは天壇、祈谷壇、地壇、日壇、月壇、社稷壇、先農壇、太歳壇、先蚕壇という9つの祭祀建造物のことです。「八廟」とは太廟、奉先殿、伝心殿、寿皇殿、雍和宮、堂子、文廟と歴代帝王廟のことです。 今回は「八廟」の一つ、奉先殿を紹介しましょう!

紫禁城内廷の左側に位置される奉先殿は、明と清の皇帝がご先祖を弔うため、明朝初に建てられた太廟です。清朝になると、明朝に倣って、順治14年(1657年)にまた再建されて以来、何度も修繕されました。奉先殿は白い須弥座の上に建てられた「工」文字ような建物で、周囲では高い塀に囲まれます。

住所:北京市東城区景山前通り4号故宮博物院の中

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