【世界遺産・天壇】 独特の円形が美しい祈年殿

2021-11-26

天壇の祈年殿は、28本のタブノキ製の大きなゴールデン柱によって円形に支えられています。中央の4本が「龍井柱」で、高さ19.2メートル、直径1.2メートル、上層のひさしを支持しており、朱色の下塗りに瀝粉や金箔張りの方法で絶妙なパターンに塗装された真ん中の12本のゴールデン柱により第2層のひさしが支えれています。第3層のひさしの下に外側の12本の軒柱があります。これらに対応して、天花(遮蔽梁以上の部分)が3層も設定され、中央に龍鳳藻井(アーチ型天井)、殿内の梁に龍鳳・璽彩画が装飾されています。

祈年殿の真ん中に「龍井柱」が4本ありますが、これが春・夏・秋・冬の季節を意味しており、中層にある龍井柱よりやや細い12本の柱が龍井柱と呼ばれ、1年の12か月を、外層にある12本の柱が軒柱と呼ばれ、1日の12時間を象徴しています。中外二層の柱が合計24本で、24の節気という意味になります。

北京旅游网翻译

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