【世界遺産・天壇】斎宮

2021-11-26

無梁殿(斎宮正殿)は、皇帝が天祭り大典を行う前の斎戒断食所として、祈谷壇内壇の南西隅にあります。礼儀や寝室、奉仕、警備のため、宮殿内には無梁殿、寝殿、鐘楼、値守房、巡守歩廊などの専用建築物があり、いずれも青の瑠璃瓦が敷かれて、二重の塀と二つの溝に囲まれています。

斎宮はレイアウトも凝らされて、環境も優雅で、古代中国の祭祀斎戒用建築物の傑作です。無梁殿は斎宮正殿としても知られ、緑の瑠璃に寄棟造が特徴で、殿内はレンガで積み重ねてアーチ型の天井となり、殿の前に月見台の台座は高くて石作の欄もあり、三つの方向の階段が設けられ、正階13階、左右それぞれ15階という構造になっています。無梁殿は日中の皇帝の断食場所であり、殿内に飾り気のない装飾が施されて、明間(直接外へ出られる部屋)に乾隆皇帝による「欽若昊天」の4字が刻まれた横額があり、天帝に対する皇帝の敬虔さを表しています。

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