元宵節の行事について知りましょう

今日は元宵節を迎えました！中国の春節が旧暦の十五日までです。連休が終わりましたが、春節の雰囲気はまだ町に残っています。何しろ、もうすぐにぎやかな元宵節を迎えます。それでは、中国の元宵節における伝統的な行事について知りましょう！

元宵節の行事

灯谜（灯籠やちょうちんの上になぞなぞを書いて当てさせる遊び）を当てる

“灯谜を当てる”また“灯谜を打つ”は元宵節の遊びの一つです。宋の時代に现れました。南宋のころ、首都の臨安では元宵節になると参加した人が多かったそうです。最初はなぞを紙に書いたり提灯に貼ったりして、みんなに当ててもらいました。その後、この遊びは段々人気になり、より多くの人の関心を集めてきました。

元宵（湯圓）を食べる

元宵節には湯圓を食べる習慣があります。湯圓はもち米を原料とした団子であり、中には様々な具が入れられます。砂糖、胡桃、ゴマ、小豆餡、氷砂糖といった甘い具のほか、肉や野菜で作られた具もあります。宋代になると『浮円子』と称されるようになり、これが湯圓の前身であると考えられます。「円満」と「幸福」という願いが込められています。

花灯を見る

元宵節には、人々は提灯（中国語では「燈籠」）を作り華やかな雰囲気を創出し吉祥、邪気払いを行っていました。現在でも元宵節には色とりどりの提灯が用いられ、そのため灯節とも称されています。この風習は漢の時代から始まり、唐代には灯篭を鑑賞する活動が更に盛んになり、宮中、街道は至るところに灯篭が見えるようになりました。唐の詩人の盧照隣氏はかつて『十五夜観灯』という詩の中で、元宵節における花灯の盛況について述べました。

門や窓の神を祭る

昔中国では「七つの祭り」がありました。祭門と祭窓はその中の二つです。祭祀の方法は非常に簡単であり、楊の枝を戸口の上に挿したり、豆粥の中に箸を挿したりするほか、酒と肉を扉の前に置くだけで良いです。

竹馬

竹馬は民間で盛んに行われる大衆的な芸である。竹馬はもともと中国の「古代百劇」の一つであり、春秋時代にすでに現れました。北地域の竹馬の劇には、漁師や仲人、道姑やお坊さんなどのキャラクターがいます。服装が面白いので，人々の興味を引きました。南地域の竹馬は戯曲の中のキャラクターが多いです。関公、張飛、呂洞賓、何仙女、張生、紅娘、済公、神仙、道化師など全部揃っています。演技しながら歌い、中国独特の演出の形式です。

獅子舞

獅子舞は中国の民間芸能です。元宵節やお祭りの際、民間ではよく獅子舞で興を添えます。この風習は三国時代に起源し、南北朝の時代に流行し始めたので、千年以上の歴史があります。伝説によると、最初は西域から伝わったそうです。獅子は文殊菩薩の騎乗であるので、仏教が中国に伝わってから、獅子舞も中国に入りました。

竜灯をともす

竜灯をともす、または「舞竜灯」や「竜舞」とも呼ばれています。伝説によると、黄帝の時期に、「清角」という大型演出の中ですでに竜の姿が現れました。その後、「六条蛟龍」の踊りも作られました。書籍の記録といえば、漢の時代の張衡の『西京賦』があり、竜舞について詳細に記録しました。『隋書・音楽志』によると、隋煬帝の時代に演じた「黄龍変」もとても素晴らしかったそうです。龍舞は中国の多くの地域で流行っています。中華民族は龍を吉祥の象徴として愛しています。

花卉市場

元宵節を迎えるために、花や植物を購入して家を飾る人が多いです。本日は北京におけるおすすめの花き市場をまとめてご紹介いたします。

北京花郷花卉創意園