元宵節、古代のカップルが最も期待する日

2020-02-07

元宵節は「上元節」とも言われ、中国の旧暦春節後最初の満月の日はこの元宵節の日に当たります。

「灯篭祭り」で色鮮やかな灯篭に謎を書いた紙を綴り、どの謎を誰が一番早く解けるのを競う風習があり、この日になったら町にはどこも賑やかで人が溢れ返っていました。

古代では、未婚の女の子はあまりお家から出ないけど、この元宵節の日に限って家を出ることが許されます。ですから普段なかなか出会えない男女はこの日を機に、外で遊び、新しい出会いをドキドキしながら期待していました。

また、ひそかに付き合っているカップルも堂々とデートできるのはこの日だけ。こう考えると、今「七夕」は中国のバレンタインデーとして根強い認識がありますが、歴史のルーツを辿って見ると、古代のバレンタインデーは「元宵節」になるでしょう。

そんな楽しい元宵節、他にも色々な風習があり、それでは一緒に見てみましょう。

元宵団子を食べる

元宵節では、人々は「元宵(ユェンシャオ)」や「湯園(タンユエン)」という団子を食べる習慣があります。

花灯見物

旧正月の十五夜、中国各地ではさまざまなお祭りや行事を開催し、「花灯見物」のような行事がよく行われており、町中が灯りに溢れています。人々は灯篭を見物し、字謎遊びを解き、楽しく遊んでいました。

猜灯謎

「猜灯謎」とは灯篭に書かれた謎を解く遊び。メモ用紙に書い謎が灯篭に張られ、解けた人は景品がもらえるという仕組み。

文・北京旅行網

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