中日韓の箸、形や使い方に大きな差

2015-08-03

箸は東アジア文化圏内で使用される食事の道具で、東アジアの食習慣に合った形状をしている。古代の漢文化の影響を受け、日本や朝鮮半島の人々も箸を使い食事することを学んだ。箸の使用は一つの文化である。中日韓は今日も箸で食事をする文化を持つが、歴史と現地化の影響により、箸の形状は各国で異なっている。

3種類の箸のうち、最も使いにくいのはどれだろうか?日本の箸は短めで、細かい操作が可能だ。また箸の原材料となっている木はすべすべしておらず、外国人にとっては最も使いやすい。中国の箸は長めのため、使いにくい。韓国の箸は細くて重く、外国人にとって最も使いにくい。

中国は箸を発明した国で、世界で最も早く箸を使用したのは大禹と伝わっている。箸は3000年の長くゆるやかな進化の歴史を経た。中国人は箸の使用、マナー、タブーにこだわりを持つ。両親は幼い頃より、口で箸をくわえず、箸で人を指さず、ご飯に突き刺さないよう教える。

食卓での箸の使い方を見ても、中日韓には興味深い習慣がある。中国人の箸は家族共用で、かつ家族間で料理を取ってやることがある。衛生的には見えないが、家族の深い情が感じられる。日本人の家庭は中国と正反対で、専用の箸を持っており、自分以外の箸を勝手に使うことはない。料理は個別に取り分けてあり、相手に料理を取り敬意を示す習慣はない。衛生的ではあるが、家族の情まで失われる感じがする。韓国人は中国人と同じような食べ方をし、賑やかに仲良く食事をする。

「中国網日本語版(チャイナネット)」

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