「満漢全席」とそっくりの奇石 

2014-11-25

満漢全席(まんかんぜんせき、マンハンチュエンシー)とは清朝の乾隆帝の時代から始まった満州族の料理と漢族の料理のうち、山東料理の中から選りすぐったメニューを取りそろえて宴席に出す宴会様式のことである。後に、広東料理など漢族の他の地方料理も加えるようになり、西太后の時代になるとさらに洗練されたものとなっていった。

盛大な宴の例では途中で出し物を見たりしながら、数日間かけて100種類を越える料理を順に食べる場合もあったと言われている。しかし、清朝が滅亡するとこのような贅を尽くすことはなくなり、宮廷内の料理人は四散して料理の伝統が途絶えたとされている。

しかし最近、福建省厦門(アモイ)市で行われたある展示会で本物の料理そっくりの外見の奇石で構成された「満漢全席」が展示され、多くの市民が一目見ようと集まった。中国新聞網が伝えた。

「人民網日本語版」

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