中国の仏教音楽の魅力 

2014-07-24

近年、中国歌謡界では、仏教音楽の安らかで落ち着いた魅力にひかれ、多くの有名な歌手が、その歌い手となりました。今回の中国メロディーは心を洗う仏教音楽を紹介しましょう。

一葉一菩提

仏教音楽は紀元前5世紀ごろ、インドの釈迦族の王子である釈迦牟尼(しゃかむに)がつくったとされる仏教に関する宗教音楽です。その後1世紀になり、インドの仏教音楽が中国に伝えられてきました。中国の仏教音楽は3世紀の三国時代に生まれ、その創始者は魏王曹操の息子・曹植だと言われています。

伝説によりますと、曹植が山東省阿県の魚山を見物した際、静かな谷に渓流の水の音が響いていました。彼は渓流の清らかで抑揚ある音から悟りを得て、「魚山梵唄」という仏教曲を作りました。この曲が初の中国仏教音楽とされています。その後、仏教音楽は中国の民間音楽や伝統音楽などとうまく融合し、中国伝統文化の重要な一部となりました。

中国国際放送局より

北京旅游网

モデルコース
人気おすすめ