中国の持ち帰り文化

2014-06-26

先日、日本人の知り合いと話していて「浪費」が話題になりました。その人は「中国人は料理店でたくさん注文して残すからもったいないと感じる。日本人は食べ物を残すのが嫌いで、ご飯も最後の1粒までキレイに食べる」と紹介してくれました。ただ、何人かで食事をすると皿に残った最後の1個に手をつけるのは恥ずかしく、残ったものを持って帰ることもしないそうです。

中国では、たくさん注文しても持ち帰れば浪費にはならないと考える人が多く、持ち帰りは全然恥ずかしくないことなのです。料理店も持ち帰りを支持していて、北京では多くの店が使い捨て耐熱ケースを用意しています。翌日、そのまま電子レンジでチンすれば食べられるというわけです。写真のように専用の袋を用意しているところまであります。有料の場合もありますが、それでも1元ほどの値段ですから、中国で外食する時は気楽に持ち帰りましょう!お店の人に一言「打包」(持ち帰り)と言えばオーケーです。

注1:打包(da bao)は中国語で「ダー・バオ」と読みます。

人民中国インターネット版

北京旅游网

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