円満な婚姻を祈る縁起物の象徴(三)撒帳喜歌

2014-04-25

「撒帳」とは中国の伝統的な結婚式における風習のことである。新婚夫婦が二人の部屋に入ると、花生(落花生)、棗子(ナツメ)、桂円(リュウガン)、栗子(クリ)などをベッドの上に撒く。これには「早(棗子)生(花生)貴(桂円)子(栗子)」(早く子宝に恵まれますように)といった意味が込められており、新郎新婦の幸せな結婚生活や多子多福を願うのである。

「撒帳歌」はそんな「撒帳」の儀式で歌われる喜びの歌や文句のことである。ほとんどが祝福の言葉で、その内容は実に多彩であり、「撒帳」の儀式と互いに補足し合っている。結婚式の司会者は「撒帳歌」を歌いながら「撒帳」の儀式を進行していく。そこに来客たちのにぎやかな笑い声が加わり、喜びに満ち溢れた光景が作り出される。「撒帳歌」は唐代に原形が生じたと言われている。今なお多くの地域で歌われ、結婚式に色彩を添えている。

「中国網日本語版(チャイナネット)」

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