
北京前門大街には、お酒をテーマとする博物館があります、それが今回紹介する「紅星源昇号博物館」です。源昇号は北京の「二鍋頭酒(中国の白酒の一種)」の発源地です。当時の源昇号には三名の酒造りの職人がいました。その名も趙存礼、趙存仁と趙存義。彼らは従来ある酒造りの方法を変え、酒造りの工芸を調整し、「二鍋頭」という酒を作り出しました。つまり、ここは「二鍋頭酒」の誕生の地です。

おいしいお酒は千年にわたって伝承され、二鍋頭も強い生命力を持つ酒のブランドです。二鍋頭が作れる酒造場がたくさんありますが、それぞれの品質は異なります。本物を求めるならば、やはり「源昇号」でしょう。その酒造りの技術は代々伝承されてきたものです。今、二鍋頭は海外進出にも取り組み、八百年の歴史を持つ貴重なお酒を世界に広めようとしています。

住所:北京市前門大街紅星二鍋頭の隣



