おススメ!ゆったり見られる慕田峪長城

2021-11-03

世界遺産・万里の長城の訪問可能な地点のうち、北京から行ける万里の長城といえば八達嶺長城が行きやすくて有名でもありますが、慕田峪長城(ぼでんよく-ちょうじょう)は外国人観光客の中で一番人気があると言われています。

北京市の北東部懐柔区軍都山中に位置する慕田峪長城は北斉時代(555年)の長城で、明代に居庸関とともに北方の防御強化のために造営された全長2キロの長城であります。この様に戦略的に重要な事から何度も修復され、慕田峪長城は明の長城の内状態が良いものの一つとなっています。

勾配がゆるい場所に、射撃用の穴があり、23の望楼が100メートル置きに作られています。周りの90%は松や柏に覆われており、四季ともに美しいです。特にいまの時期、山の一辺が色とりどりの絵巻物になります。灰色の城壁とのコントラストが美しく、まるで紅葉の海にくねくねと横たわる巨竜を思わせます。観光用のロープウェイも設置されており、ロープウェイから慕田峪長城の険しい地形と雄大さが味わえます。

23の望楼のうち、4番から1番までの区間が一番険しく切り立っています。観光客が手足で石段を登る様子がよく見られます。もちろん、1番の望楼の視野も一番よいです。そこから慕田峪長城の全体を眺めることができます。

ちなみに、慕田峪長城も可愛い猫と出会えるスポットの一つです。

住所:北京市懐柔区渤海鎮慕田峪長城風景区

アクセス:

①直行バス(慕バス):地下鉄2号線東四十条駅の出口Cの近く(【瑞士公寓】の前)

②バス:北京市内・東直門枢紐バスターミナルバス【916快】に乗車→【杯柔北大街】停留所で下車、乗り換えバス【H23】に乗り換え→【慕田峪環島】停留所で下車徒歩5分で慕田峪長城・入り口へ。【写真/藍】

文・北京旅行網

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