北京観光ガイド│北京1泊2日ツアー

2021-09-14

北京は中華人民共和国の首都であり、悠久な歴史、きらびやかな文化、奥深さを持っています。同時に山紫水明で風光明媚、四季折々の美しい景色があります。北京を訪れるとどう遊べばいいのでしょう?多分多くの方が初めて北京を訪れ観光されるときに考える問題だと思われます。観光される皆様に北京をより楽しんで頂く為、ここで少し皆様のために北京の「N泊旅行」シリーズで攻略法を記事にさせてもらいます。

もしも北京で二日間遊べるのであれば、二日目はどこで遊べばいいのでしょう?

初日:長城に登る

万里の長城は中国の重要な地理及び文化の代表であり、中華民族精神の象徴です。北京地域の長城は北斉に建造が始まり、明朝に大規模修繕されています。東は平谷から西は門頭溝に至り、北京の平谷、密雲、懐柔、昌平、延慶、門頭溝の6区にまたがり、全長は573キロメートルあります。北京地域の明の長城建築遺跡は砦、険悪な関所、壁体、見張り台、砲火台、馬よけ、障害壁等いろいろな形の歴史遺跡が保存されています。中でも八達嶺長城と慕田峪長城は中国の5A観光地となっています。

おすすめスポット

八達嶺長城

八達嶺長城は歴史上「天下九塞」の一つに数えられ、中国古代の偉大な防衛工事万里の長城の重要な部分です。明朝長城の険しい峠で、長城の重要な関所居庸関の前哨であることから、古くは「居庸之険不在関而在八達嶺(居庸の険しさは関ではなく八達嶺に在り)」とも呼ばれています。また都である北京の重要な障壁で、一貫して兵どもの必勝の地となっています。八達嶺長城は明朝の頂上の中でも保存状況が最もよく、最も代表的になっており、このことから万里の長城は早くから観光客に開放された区間になっています。また八達嶺長城は明の長城の中でも最も精髄なところで、峨々たる険しさが集まり青々たる美しさが一体となっており、「玉関天塹(天然の塹壕)」で明朝居庸関八景の一つとして青々とした風光と「不到長城非好漢(初志を貫徹しないのなら男じゃない)」のキャッチフレーズで天下に轟かせています。

チケット購入方法:2020年3月23日から開始され、観光客は「八達嶺長城」のWechat公式アカウント、八達嶺長城観光区オフィシャルサイトもしくは八達嶺オフィシャルオンラインチケット購入システムを通じて実名制予約によるチケット購入を行っています。観光客の皆様の健康と安全を確保するため、観光区では最もベストな収容人数(6.5万人)の30%にて流量規制を行っており、毎日9:00~12:30、12:30~16:00 2つの時間帯に分けて予約を受け付けております。

電話番号:010-69122222

慕田峪長城

八達嶺長城を除くと、同じように有名な慕田峪長城の景色も十分に優美なものです。

慕田峪関は地形が最も低く、海抜はたったの486メートルで、東に向けて急激に登り始め、大角楼(慕字一台)に至るまで500メートルなく117メートル上昇します。西に向けて、慕字四台(すなわち正関台)から慕字十九台まで、起伏は大きくなく、比較的緩やかです。慕字二十台から牛角辺の最高地点まで10塔近くある見張り楼は慕田峪関の486メートルから533メートルほど上昇し1039メートルに達します。まさに雄大で壮観なところです。慕田峪長城の両側には姫垣が設置され、正関台の東側の大角楼には長さ約1000メートルの支城があり、「ハゲ尾稜」とも呼ばれています。

八達嶺長城関城は東が狭く西が広い台形で、東西に2つの門があります。東門の額題には「居庸外鎮(居庸外の村)」、西門の額題には「北門鎖鑰(北門の鍵)」と書かれています。関城は北へ向かって伸びる長城側には12ヶ所の見張り楼、南側には7ヶ所の見張り楼があります。関城から長城に登れる他、南4楼、北8楼と北11楼にも登城口があり、全て長城に登れます。その中でも南4楼は八達嶺長城を鑑賞するための絶景ポイントです。北8楼は八達嶺長城の最高の見張り楼で、別名「観日台」とも言われています。北8楼の関城までは1500メートル強で、皆様がよく言う「不到長城非好漢」とはすなわち歩いてここにたどり着くことが立派な人であるということを指します。南4楼と北8楼にはそれぞれロープウェイが在り、歩けない観光客は、ロープウェイに乗って直接見張り楼まで行くことが出来、観光し終わると再びロープウェイに乗って戻ることで体力の温存が出来、リラックスして楽しめます。

毎年3月から5月と9月から11月にかけて長城への登頂が最もベストな時期になります。春は北京の気温が最も心地よい季節で、山の花々が最も美しい時期です。秋は天高く清々しく、長城へ登頂すると山の木々が紅葉している美しい風景が見られます。冬や夏の季節の気候条件は春秋と比べると少し遜色はありますが、大雪で覆われる冬の長城は最も荘厳で険しい迫力があります。

住所:延慶区軍都山関溝古道北口

アクセス:地下鉄8号線もしくは13号線に乗車し霍営駅で下車。その後徒歩にて黄土店駅まで向かい、S2号線に乗車し、八達嶺駅で下車。

开放时间:2020年3月24日(星期二)起,每日9:00-16:00开放。

公開時間:2020年3月24日(火曜日)から、毎日9:00~16:00まで公開。

開放範囲:現在八達嶺長城北6楼から南5楼の半分のみ公開されており、到着後指定の経路に基づきご観光いただけます。八達嶺長城のその他のエリア及び水関長城、古長城、中国長城博物館はしばらく公開されておりません。

入場料:ピークシーズン40元/人:オフシーズン35元/人

黄花城水長城

黄花城長城は実際に三本道の関所、四本の長城が合わさって一つの完全な軍事要塞になっており、すべての長城のなかでもあまり多く見られないものです。黄花城水長城には「3つの絶妙」があります。「一つの絶妙」は城と水が両思いになっていることで、「2つの絶妙」は長城に水の出入りがあることです。水長城の由来はどこからなのでしょう?魅力はどこなのでしょう?それは貯水ダムの建設から始まった「長城は三度の水の中にある」からです。

この他にも比較的有名な長城ガイド観光区には八達嶺古長城、司馬台長城、居庸関長城、箭扣長城などがあります。

ご注意:箭扣長城は登山禁止見るだけ

二日目 オリンピック公園→王府井

NO.1 オリンピック公園

長城を登り市街地に戻られますと、直接オリンピック公園まで行きましょう。

北京オリンピック公園は北京市朝陽区に位置し、北京城中軸線の北端にあり、北側は清河の南岸、南側は北土城路に至り、東は安立路と北辰東路、西は林翠路と北辰西路に至る、中国の5A観光地です。

オリンピック公園は総専有面積11.59平方キロで3つのエリアに分かれています。北部は森林公園で、専有面積は6.8平方キロあります。中部は主に主要会場と付帯施設で、専有面積は3.15平方キロです。南部はすでに建設した会場と予定地になっており、専有面積は1.64平方キロです。オリンピック公園は都市の伝統中軸線の延長上に在り中国千年の歴史文化の継続を意図しており、「科学技術・エコロジー・人文」の三大理念をまとめて表しています。

オリンピック公園は全世界の観客の為に一本の南北を貫く龍形の運河、目を奪うばかりの美しい彫塑作品、各種丹念に設計された草木の図案、景観街灯柱などを含む独自の工夫が凝らされた文化的景観を呈しています。地下9メートルに位置する地下庭園は中国の広庭、城門などの伝統元素とモダン建築を合わせ、古今の融和した時空の雰囲気を醸し出しています。

オリンピック公園にはアジア最大の都市人工運河、アジア最大の都市緑化景観、世界で最も広々とした歩行者広場、アジア最長の地下交通通路があり、公園には最大の式典広場が設けられています。2012年に中国の5A観光地に選ばれました。

オリンピック公園の代表的な主要観光スポットとしては下記の通りです。

北京国家体育場「鳥の巣」

たいへん迫力のある北京国家体育場は北京オリンピックのシンボル的建築物の一つで、オリンピック公園の南部、中軸線の東側に位置しており、2008年の第29回オリンピックのメインスタジアムとなりました。総専有面積は21ヘクタール(0.21平方キロ)、建築面積は258,000平方メートル(0.258平方キロ)です。場内の観客シートは約91,000席で、その中で臨時シートは約11,000席です。2008年第29回オリンピック、第13回パラリンピックの開会式・閉会式や陸上競技、サッカーの決勝がここで執り行われました。オリンピック後ここは文化・スポーツ、フィットネス・ショッピング、食・エンターテイメント、観光展示会など大型の総合的イベント会場となりシンボル的なスポーツ建築とオリンピック遺産になっています。

国家体育場は構造が枝を編み込んでいるかのようなので、「鳥の巣」という愛称が付けられています。チーフデザイナーはスイス出身で、ジャック・ヘルツォーク(Jacques Herzog)とピエール・ド・ムーロン(Pierre de Meuron)の率いるチームは、2002年にロンドンのテート・モダン(近現代美術館)、2006年にドイツで開催されたワールドカップのメイン会場が近年の代表作となっています。

電話:010-84372992

国家水泳センター(水立方)

透き通った国家水泳センター「水立方」は北京オリンピックのシンボル的な建築物の一つで、北京オリンピック公園の南部、中軸線西側に位置しており、2008年第29回オリンピックのメインプールでした。幻想的な四方型の「水泡」効果は人々深い印象を残し、この紺碧の水を象った建築と国家体育場(愛称「鳥の巣」)は北京都市の中軸線北端の両側に分かれており、丸と四角で中国の「天圓地方(天は円く、地は方形であるという古代中国の宇宙観)」建築の理念を体現しています。メインスタジアムの「鳥の巣」のデザインと比べると、「水立方」は多くの女性的な柔らかさを体現しており、強く逞しい男気と柔和な女らしさで鮮明に対比させており、視覚上の極めて大きなインパクトで、完全な北京の歴史文化都市としてのイメージを共同で作り出しています。

「水立方」は唯一の1万人超える観客が入場できるプールで、募金総額は9.6億元に達しています。これらの募金の中で最も多額な金額をしているのが、霍英東氏の2億香港ドルです。2008年のオリンピック期間、国家水泳センターは水泳競技、高飛び込み、シンクロナイズドスイミング、水球などの試合を行い、収容可能観客座席数は17000シート、その中で固定観客席が6000シートあります。オリンピック後、国家水泳センターは水泳・フィットネス・レジャーを一体化した水上楽園になっています。

電話:010-84370112

国家体育館

国家体育館は2008年北京オリンピックの三大メイン競技場の一つであり、その形は広げられた扇子に似ており、「鳥の巣(国家体育場)」「水立方(国家水泳センター)」の近くに建てられており、極めて特色のある建築群を形成しています。北京オリンピック公園の南に位置し、東は中軸線広場、南は国家水泳センター(「水立方」)、西は数字北京大厦(デジタル北京ビル)、北は北京国家会議センターに面しています。総専有面積は6.87ヘクタール(0.0687平方キロ)、総建築面積8.1万平方メートル(0.081平方キロ)、館内体積は51万立方メートルで、最大収容可能観客数は約2万人、中国最大の室内総合体育館です。

メイン会場エリアの競技場は30000平方メートルで、メイン会場と一体となったサブアリーナとメイン会場の大きさはほぼ同じです。体育館には3階建てで、共有面積は数十から数百平方メートルの大中小VIP用ボックス席が19室あり、レストラン、専用エレベーターなど複数の設備が備えられています。

国家体育館の建設は金属製屋上、外壁装飾はガラス製のカーテンウォールになっています。雲や水のように流れるような美しい躍動感は中国の扇子をイメージしたデザインです。国家体育館の四縦割りの鉄骨と大面積の透き通ったガラス製カーテンウォールがお互いを引き立て、開いた中国扇子のようで、中国文化の内在意味を表し、南北に呼応する平らな屋根の「水立方」と単曲面の形の国家会議センターはオリンピック公園内の都市景観を見事に協調統一させています。国家体育館は主体建築と合い繋がるサブアリーナ及び室外環境から構成されており、中華民族の伝統建築美学と現代の建築スタイルの完璧に結合した結果です。体育館北側のスタンド上には300平方メートルの障害者の観客のための専用スタンドがあり、250~300名の車椅子使用者の収容は可能になっています。スタンドには地上に繋ぐエレベーターがあり障害者の観客はエレベーターで直接席に着くことができるようになっています。北京市のトップクラスの体育施設として、国家体育館はスポーツ競技、文化・エンターテイメントを一体化させ、多機能サービスを提供する市民の活動センターとなっています。

連絡先:010-84370576

北京国家会議センター

美しい広々とした北京国家会議センターは2008年オリンピックのプレスセンター、国際放送センター、オリンピックのフェンシング試合ならびに近代5種のフェンシングとエアライフル試合が開催された臨時のアリーナでした。オリンピック公園内の鳥の巣及び水立方の北側に建てられています。その主体部分のデザインは中国伝統建築の庇とアーチ橋の設計要素が溶け合っています。正面から見ると、建築の屋根部分は4角が少しだけ上に跳ね上がった構造になっており、中国伝統の庇に似ており、下部は一本の上に向かって起き上がる弧線で形成された中国伝統のアーチ橋に形が似ており、オリンピック公園のその他の建築物と呼応し合い、人文・情報のコミュニケーションと交流を体現し、未来に向けて架けています。

国家会議センターの総建築面積は53万平方メートル、会議センターの主体建築面積は27万平方メートルで、機能が完備され、先進的な設備備えられています。大小異なる100近くの会議室があり、最先端の会議視聴覚設備が設置され、20人から6000人までの規模の異なる会議、宴会、公演、新製品発表会、企業イベントなど、様々なサービスニーズに最大限に対応できます。その中で最も大きな会議室は6400平方メートルで6000人の収容が可能で、大宴会ホールは4860平方メートルで、3500人の宴会に対応できます。展示ホールは2.4万平方メートルで、高さ10メートル、たった3本の柱で支えられており、柔軟に4つの独立した展示ホールに分けることが出来る。各種会議、展示会、表彰大会(原文意思不明确)、大型イベントなどのニーズを応じられます。付帯施設の建築面積は約26万平方メートルで、443部屋の客室を有する豪華4つ星クラスの国家会議センターホテルが含まれ、国家会議センターと廊下で繋がり、徒歩でたったの三分です。中国最大最新、地理的優位性のある、周辺付帯設備の完備した会議センターとして、国家会議センターは世界一流レベルであり、大型会議、展覧会、さまざまな公共イベントとホテル宿泊ニーズに対応できる大型コンベンションセンターです。

電話番号:010-84373300

オリンピック森林公園

オリンピック森林公園は北京の南北を貫く中軸線の北端、オリンピック公園の北区に位置し、第29回オリンピックの「奥庭」と呼ばれ大会後は北京市民の自然観光エリアとなっています。オリンピック森林公園は北京市民にとって最も近い森林公園であり、公園の専有面積は680ヘクタール、頤和園と圓明園を足した面積よりも大きく、北海公園10個ほどの大きさです。南園の面積は380ヘクタールで、「主山主湖」は景山と同じ中軸線にあり、南北で呼応している森林公園の主山のことです。この「仰山」は詩経の「高山は仰ぎ、景行は行く(徳の高い人がいれば、誰もが仰ぎ見て敬うことを意味することば)」の詩から命名されました。

仰山の主山は398万立方メートルの土砂を積み重ねて築いており、北京北西の障壁とも言われる燕山山脈と遠くに呼応しており、中国の庭園建造の伝統に一致し、また周辺の環境と相俟っています。

主湖区の「オリンピック湖」と景観河道がオリンピック森林公園内の「龍」形の水系を構成し、122ヘクタールの水面は1/2個の昆明湖を超えています。中国の神話と伝統文化の中で、龍は最も尊く神聖な象徴であり、いつも水と組み合わされています。この水系の中で、龍の身体は森林公園をくねくねと通り抜け、開いた龍の口は清河に向き、尾は国家体育館を取り巻いています。周辺の環境と一体化し、良好なエコロジー生態水循環システムを作り出しています。龍形水系の中で、人と自然に親しむ水への再帰を勧めるエリアだけではなく(原文意思不明)、湿地もあり、自然と調和した生態景観となっています。龍形水系と仰山は伝統的な理念と一致しており、「前は照らされ、後は靠れ、左右は山に囲まれる」配置になっています。

オリンピック森林公園の中で、折りに古い石碑を見かけます。字ははっきりと見える石碑もあれば、風化によりぼんやりとしているのもあります。ここの一つ一つの歴史に揉まれてきた古い石碑がそれぞれの物語です。石碑は公園内に立てられており、一つ一つが選ばれそびえる衛士のようにこの土地を守っています。石碑の主は戦場を駆けぬけた勇敢な戦士だったり、国家を治めた国の棟梁だったりします。彼らの中にはかつて南北を戦った武将の図海がいます。図海は三藩の乱、チャハルの反乱を平定する中で輝かしい戦功を立てました。そしてかつて新疆清・ジュンガル戦争の中で、卓越した戦功を立てた兆恵もいます。雍正帝が生前遺言を託した顧命大臣の海望もいます。海望とオルタイ、張廷玉など9名が共に乾隆帝の江山の統治に協力するように遺言を託されました。清朝雍正帝の母方の祖父衛武もいました。まさにここが龍脈となり、北からの侵略を都周辺で守り、はるかな彼方を駆ける龍を望める場所として、図海、兆恵、海望、衛武はここを家族の墓苑の場所にしました。今日でも彼らはオリンピック森林公園で平和に残っており、この地の平安と繁栄を見守っています。

電話番号:010-64529060

オリンピックタワー

公園の中で見上げればオリンピックタワーが見えます。北京オリンピックタワーは「生命の樹」を設計理念として、大地が隆起し分かれ、生命の樹が地殻を割って出て自然と成長するという意味を持っています。

タワーのてっぺんから段々と四方に広がりまることで花束のようでもあり、花を咲きほこるかのようでもあり、清らかな泉が湧き出るような樹冠を形成しています。高低の異なる5つのタワーは時に一体のように、時に別々のように見え、独特な形をしています。夜景照明にはLEDスクリーンの内部投光と外部投光を結合し、夜になるとタワー本体は「氷雪の煌めき」「オリンピック五輪」「生命の樹」など異なるテーマのイルミネーションを展示し、北京の夜を彩る新しい景観スポットとなっています。

NO.2 王府井

夜、まだ余裕がございましたら、王府井を散歩することをおすすめします。

王府井地区は北京市東城区に属し、悠久の歴史があります。朱棣(永楽帝)が北京に遷都した後、ここで続々と10の王府が建てられ、明朝代には十王府もしくは十王府街と呼ばれていました。皇居から目と鼻の先であり、皇族や高貴な人が居住しており、一般人が早々いるところではありませんでした。清朝末期、すなわち光緒、宣統年間に入るとここは繁栄し始め、街道の両側には多くの露店や店舗が現れ、北京城の繁華街の一つになりました。1949年以降、王府井は次第に政府が全力で北京市の有名な商業地区として改造する地域になりました。。

現在の王府井大街は全長1818メートル、南から北にかけて、長さ280メートルある長安街から東単三条までのブロック、長さ548メートルの東単三条から金魚胡同までのブロック、長さ344メートルの金魚胡同から灯市口大街までのブロック、長さ646メートルの灯市口大街から五四大街までのブロックの4ブロックに分けられています。

昼間の王府井は「700年を越える繁栄」です。王府井大街には商店がびっしりと建ち並んでおり、最も有名なのが北京市百貨大楼で、APM・東方新天地・新燕莎街ショッピングモール・王府中環・銀泰IN88、東安市場などのモールがあります。また王府井天主堂、北京利生体育商厦、レゴやNBAグローバルフラッグシップストア、ADIDAS、SKECHERSなどの店が集合しており、歴史感にあふれているだけではなく非常にファッショナブルで活力がみなぎっています。

夜の王府井は「雑貨市場」から「トップ商店街」に変わったようです。夜の王府井の主な観光地区は「一院二街多節点」です。「一院」とは王府井277号院で、かつて人民日報の旧所在地で、後に王府井小吃街及び風情街に建て替えられ、改造レベルアップされたここは「ゴールデンストリートパーラー」に位置づけられています。

「両街」とは王府井東街と王府井西街を指します。王府井東街はapmの旧所在地で、観光客の休憩場所となっています。王府井西街には子供劇場付近の子供アート体験ゾーンがあり、子ども向きの夜の活動が提供されています。

文・北京旅行網

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