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携帯電話番号ポータビリティ(MNP)
いわゆる「モバイルナンバーポータビリティ」、つまり、携帯キャリアを変えても電話番号を新しくすることなく継続して利用できる仕組みです。番号持ち運び制度とも言われます。
11月27日午前、全国の「番号ポータビリティ」サービス始動式が行われ、この日から全国でのサービス提供が始まりました。
今年3月から11月にかけて、モバイル通信の三大キャリアであるチャイナモバイル、チャイナテレコム、チャイナユニコムが、合わせて30億元を投入して、業界内で1800件あまりのシステム整備プロジェクトを行い、全国で番号を換えずに1時間内でキャリアを変更できる仕組みを実現させました。
もしかしたら日本の皆さんの中には「中国人はよく電話番号を変えるなあ」というイメージを持つ方もいらっしゃったかもしれません。それは、料金プランの安いサービスを利用したい場合、番号をそのままでキャリア変更ができなかったため、仕方なく番号を換えたというケースが多かったのではないかと思われます。今後は、携帯電話の番号を頻繁に換えることは少なくなるでしょう。
ところで、これまでキャリア間の料金格差の対策として携帯電話の2台持ちをする人が少なくありませんでした。このような人たちには、今回の出来事はそれほど意味がないとの声もあります。しかし、恐らく各キャリアはそのような利用者もこれまで以上に確保するため、料金の値下げや、サービス向上などを続けていくものと見られています。いずれにしても、消費者にとってはいいことですね。