北京での移動に欠かせない、交通ICカード『一卡通』を手に入れる方法

2017-09-06

北京の交通ICカード『一卡通』は地下鉄とバス、タクシーでも使える便利なカードです。特に中国の交通事情に詳しくない方は、北京旅行の時、これを買うことをお勧めします。今、中国ではスマートホンでの電子マネー支払いが普及していて、バーコードを携帯でスキャンしてお金を払うことが一般的となっています。そのため、タクシーに乗って現金で支払おうと思っても、運転手があまり現金を受け取っていないために、おつりが足りなくなることがあるからです。

また、常に地下鉄の券売機が混雑している北京で、毎回列に並んで切符を買うのは、時間の限られている旅行者にとってはとてももったいないことです。さらに路線バスに乗る時も、バスによって運賃が異なり、更に日本のバスのように両替ができないため、常に小銭を準備していなければなりません。これらの問題を一気に解決できるのがこの『一卡通』です。また、このICカードを使うと、バス料金も安くなりお得です。

『一卡通』を手に入れるためのいくつかの方法を紹介します。

①『一卡通』の正式名称は『市政交通一卡通』です。

①購入できる場所

北京市内で現在500余りの場所でカードを購入できますが、一部の営業所は北京に来たばかりの人にとってとても見つけにくい場所にあります。最も安全な方法は地下鉄の駅の窓口で買うことです。最初に購入する際には1枚につき20元のデポジットに加え、最低20元をチャージしなければなりません。注意しなくてはいけないのは一回につき、あまりチャージし過ぎないこと。北京を離れるとき、カード内の残金が100元を超えているとカードを返却するときに指定された返金窓口でしか返却できないため、注意が必要です。

▲購入の際、中国語に自信がない方は下の中国語をメモして、100元と一緒に出してみてください。

『我要买一张一卡通,充值80元』

意味:『一卡通をください。80元ぶんチャージもお願いします。』

▲返却のときの中国語も一緒に書いておきます。

『我想退卡』

意味:『カードを返却したいです。』

③その他

▲タクシー:「歓迎使用市政交通一卡通」という青地のマークが貼ってあるタクシーは、『一卡通』カードが使用可能です。カードの残額が足りない場合は現金で補うことができます。

▲一部のコンビニ、駐車場、映画館も使用できます。

<文・孫錚>

北京旅游网

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