第28回中国テレビ金鷹賞が16日夜、長沙で発表された。俳優の胡歌(フー・ゴー)と女優の劉涛(リウ・タオ)がそれぞれドラマ「琅琊榜(ろうやぼう)~麒麟の才子、風雲起こす~」で演じた梅長蘇役とドラマ「芈月伝」で演じた芈妹役で「最も人気のある俳優」に選ばれた。また鄭暁龍(ジョン・シアオロン)監督が最優秀監督に、温豪傑(ウェン・ハオジェ)が最優秀脚本家に選ばれた。

今回の金鷹賞において「最も人気のある俳優」はまず開催前にネット投票が実施され、金鷹賞開催期間中は、ネット中継によるインタラクティブな投票がさらに加わり、今回の賞には特に新たな試みがなされている。胡歌はドラマ「琅琊榜」での素晴らしい演技が評価され、「最も人気のある俳優」と「観客が好きな俳優」の2部門に選ばれた。胡歌は「梅長蘇という役でこれほどの栄誉を得ることができたことについて、私がまず一番感謝しなければいけないのは脚本家の海宴氏だ。この賞は私個人のものではなく、製作スタッフ全員のものだ」と語った。

一方、「最も人気のある俳優」に選ばれた劉涛は「思いもよらなかった」とその心境を語り、「この上なくラッキーだと思う。今回はゲストとして参加し、歌だけきちんと披露すればいいと考えていたので、このような素晴らしい賞を手に入れられるとは思いもよらなかった」とした。

この他に、王雷(ワン・レイ)、趙麗穎(チャオ・リーイン)、佟麗■(トン・リーヤー、■は女へんに亜)もそれぞれ「観客が好きな俳優・女優」に選ばれた。また「十送紅軍」、「平凡的世界」、「北平無戦時」、「Hey、老頭!」、「芈月伝」など11作品が金鷹賞優秀テレビドラマに選ばれた。(編集TG)
「人民網日本語版」2016年10月19日



