頤和園の排雲殿(はいうんでん)

2011-07-19

万寿山の前面中腹にある排雲殿は、乾隆帝が建立した大報恩延寿寺を西太后が再建したもので、西太后は自身の誕生日にこの場所で大臣らの祝賀を受けたといわれてる。山麓の排雲門とその間にある二宮門はこの排雲殿の前門として配置されており、それぞれ紫霄、玉華、芳輝、雲錦と呼ばれる配殿が二つづつ並ぶ。また二宮門の奥には正方形の池が作られていて、その上には正殿に通じる金水橋が渡されている。正殿は左右に耳殿とよばれる副殿を持ち、それぞれが瑠璃瓦の屋根がついた回廊で連結されている。殿内には1905年に米国人画家が描いた西太后の肖像画が飾られており、その他70歳の誕生日の際の大臣たちから贈物が並べられている。
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