麋鹿苑(Mi Lu Yuan)

2011-09-27

麋鹿苑は北京の南近郊にある美しい景観を持つ公園で、シフゾウなどの珍しい鹿などの動物を観察することが出来る。シフゾウは1920年に南苑のシフゾウが死亡したことで絶滅したと考えられていた。ところが、イギリスの大地主・ベッドフォード卿はヨーロッパの動物園よりシフゾウを購入し、自分の荘園で50頭ほど飼育していた。その後、ベドフォード公爵家は個体数が増えると段階的に世界各地の動物園にシフゾウの提供をしてきた。

専門家が選りすぐりのオスの体内から採取した精液をメスへ注入した。居住エリアが違うオスの遺伝子を送り込むことで、保護区内の数量減少や退化が回避できると期待している。

シフゾウとは「四不像」、つまりシカ科ならではの立派な角を持つが、顔はウマ、ロバのような体に牛のような蹄。4種類の動物に似ているようで似ていないことからつけられた名前で、中国では麋鹿(びろく)が正式名称。観光スポットの特色北京南海子麋鹿苑博物館。

「麋鹿」とは日本では「四不像(しふぞう)」と呼ばれる動物。なぜ「像」とは中国語で「似ている」という意味。「四不像」とは「四つとも似ていない」という意味になる。この四つとは「蹄(ひづめ)は牛に似て牛にあらず、頭は馬に似て馬にあらず、角は鹿に似て鹿にあらず、身は驢馬(ロバ)に似て驢馬にあらず」とどれにも似ていないことから「四不像(中国の発音:スープシャン)」の名がついた。

麋鹿苑入場券及び開放時間

入場券:無料。

開放時間:8:00——18:00。

観光スポットの交通 377路、729路、352路に乗る。

北京旅游网

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