北京観光に訪れる方は必ず自分のためかおみやげ用に北京特色のある商品を購入するだろう。でも、北京が始めての人は北京の状況がわからないし、店によって外国人観光客に対してわざと値上げする場合もあるから、高価なお金払って、それなりの商品が買えないということも起こってると思う。そして、せっかくの旅行のいい思い出もなきなってしまう。では、ここで安心できる北京観光のおみやげベスト6を紹介しよう。

NO1.“六必居”の漬物

前門外の糧食店街という名前の胡同があって、ここが昔から有名な商店街で、450年以上の歴史を持つ老舗の.“六必居”漬物屋がここにあった。歴史資料によると、.“六必居”漬物屋が明の嘉靖九年（紀元1530年）に創建されたという。

“六必居”の漬物が食材の産地、選び方、作り方、つける季節までこだわってる。新しい中国ができた後から、北京の野菜類が増え、市場が広がった状況にあわせて、.“六必居”漬物屋も生産技術と生産量を増やし、漬物の缶詰も生産され、外国まで販売されてる。北京の普通のスーパーでもお手軽な価格で手に入れる、ご飯のともにはこれ。

NO2.北京酥糖

北京酥糖（さくさくして、口に入れるとすぐとけてしまうという意味）が中国三つの有名な飴の（上海キャラメル、広州ドロップ、北京酥糖）一つ。

北京の伝統的なお菓子で、 中に落花生やきな粉、すりゴマのヌガー状のようなものがはいっていて、まわりはシルクのようなキレイな飴 。北京酥糖がとっても 硬そうに見えるが、口に入れると、ホロホロッと周りの薄い飴が ひび割れてピーナッツを細かく砕いたような中身が舌の上に広がる。ほとんどのスーパーで置いてあって、自分のほしい分だけ専用のビニル袋に入れて、店員に重さを計ってもらえばいい。

NO3. 茯苓夹饼

茯苓（ぶくりょう）とは、マツホドというサルノコシカケ科のキノコを乾燥した、水分代謝異常に汎用される重要生薬だそうだ。このお菓子は、茯苓粉末と海藻粉末と砂糖を水で溶いて薄く焼き､間に果物ゼリーを挟んだもの。北京の名産で、虚弱体質、動悸、呼吸困難、食欲不振、神経衰弱、不眠、むくみ、消化不良に効くおやつとして大人気。北京名物。たくさんのメーカーが作っており、デザイン、大小さまざまなものがあるが、60年の歴史ある老舗「稻香春」の茯苓夹饼がおススメ。

NO4.北京果脯

「北京果脯」（ドライフルーツ）は、古くから北京に伝わる伝統の特産品の一つ。昔、皇帝がいつでも新鮮な果物を食べられるようにと、厨房のものたちが四季で取れるいろんな果物をそれぞれ蜂蜜につけておいたのが、この北京名菓子の最初の作り方。「果脯」とは果物の砂糖漬けのことで、いわば砂糖に漬けた甘酸っぱいドライフルーツ。おいしいことはもちろん保存もしやすく、冬は新鮮な果物が手に入りにくかった時代にも、春節に果物を楽しむことができたそう。厳しい寒さにまけない豊かな食文化。この地域性が育んだ、北京ならではの特産品といえるのかもしれません。

使われる果物は、りんごや梨、杏、桃、メロン、サンザシ、なつめなどさまざま。最近ではその種類もさらに増え、色とりどりのフルーツ「什錦果脯」と呼ばれることもある。また、昔は露店で量り売りされていた果脯も、今ではカラフルに包装されてスーパーマーケットや土産物店に並ぶように。

NO5.北京桂花陳酒

桂花陳酒（けいふぁちんしゅ）とは、白ワインにキンモクセイの花を3年間漬け込んだ中国の混成酒である。甘味が強く、香り高い。アルコール度数は17〜18%。他の中国果実酒同様、サワーやロックで飲むのが一般的である。楊貴妃が好んだ酒という言い伝えがある。なお、この酒を使用したカクテルとして、楊貴妃が知られている。桂花陳酒が中国で3000年の醸造歴史を誇るという。

NO6.稻香村の点心

北京の昔ながらの素朴なお菓子を量り売りしている。王府井大街ほか、北京市内に30店舗。100年以上の歴史を誇る老字号（老舗）。創業はなんと、1895年。もとは中国の南部、雅びな文化で知られる蘇州で、蘇州風の お菓子類を作っていた老舗でした。

稻香村が食材の産地までこだわり、季節と中国伝統の祝日に合わせた食品を提供してきた。端午節にちまき、中秋節には月餅、春節に年糕などと。子供と女性が喜ぶおみやげ。