北京地下鉄のたび―亮馬橋駅

2011-11-01

亮馬橋という名前は、東直門外を流れる1つの川に由来している。伝えられるところによると、かつて北京にやってきた商人たちの馬車が入城するには、まず馬を洗って旅の途中でついたほこりや泥をきれいに落とさなければならなかった。そのため、まず商人たちはこの河で馬を洗い、川岸にある大木に馬をつなぎ、体が乾くのを待った。こうしてはじめて入城できるのである。このことから、この河は「晾馬河(馬を乾かす河」と呼ばれ、それがいつしか音だけが残り現在の名前となった。また別の説もあるそうだ。明の永楽年にこの辺りに皇帝の馬苑があり、河の両岸は馬の放牧地となっていた。御馬官はいつもこの河で馬を洗い、馬の体を乾かしていたので、周辺の人々に「晾馬河」と呼ばれるようになったということだ。

現在この辺りは新たなビジネススポットとなり、かつての面影はなくなった。いち早く外国人にサービスを提供したエリアでもあり、今も多くの外国人が住む地域である。

観光スポット

亮馬収蔵品市場(亮马收藏品市场)

この市場はもともとは昆侖飯店(ホテル)の向かいにあった豊旧貨市場だった。陶磁器、玉器、腕時計、カメラ、書画、絨毯、明清時代の家具と装飾品など8種類のアンティークを扱っている。

アクセス:地下鉄B出口を出て、亮馬橋路を東へ徒歩約8分。

ショッピング

女人街

北京で初めての女性だけをターゲットにした市場。服、アクセサリー、靴、帽子、かばんなど、女性のおしゃれ心をくすぐる商品が並んでいる。国内の製品だけでなく、海外輸出用のものもあり、外国人にも人気の市場。

アクセス:地下鉄B出口を出て、亮馬橋路を東へ5分ほど歩き、天澤路で左折。 北へ徒歩5分。

北京燕莎友誼商店

1992年にオープンしたデパートで、国務院が正式に許可した国内で初めての外資企業である。ホワイトカラーの客層に向けた品揃えで、日本の製品も手に入る。周辺には5つ星クラスのホテルが立ち並び、高級ショッピングエリアとして知られている。

アクセス:地下鉄C出口を出てすぐ。

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