北京の現存最古の名刹 法源寺

2012-10-12

法源寺は西城区外教子胡同の南に位置する北京の現存最古の名刹。敷地面積は6700平方メートル。この法源寺は皇室の命令によって、建立されたお寺が、その後、何回も修築されたもので、今建っているのは明清の時代の建築である。

山門・鐘楼・鼓楼・天王殿・大雄宝殿・欄忠台・大遍覚堂・ 蔵経楼と東西の吹き放ちの廊下などからなっている法源寺は、北宋の欽宗が金に捉えられ中都に送られた時拘留されたのがこの寺であったり、金の時代の女真族の科挙の会場になったり、元の至元26年(1289)に宋の遺臣謝紡得(1226~89)が拘留されて断食したり、さまざまな歴史に彩られた古刹である。

法源寺の文物は「大悲壇」という場所に展示されている。ここにはこれまで安置されてきた仏像や石の彫刻品などが展示されている。このうち、最も古いのは1900年前の後漢時代に陶土で彫刻された仏像。また、観音殿にある銅の千手千目観音像も貴重なもの。この観音像は高さ50センチぐらい、銅で鋳造したもので、とても重い。手や目の彫刻は素晴らしい。また、観音の手から水が滴ることが数百年も続いているので、国内や海外の高僧、信者が参拝に訪れる。この仏像の製造技術も当時最高の技術で、明時代の最高技術とネパールの技術を融合したものです。見学するには春の末から初夏が最適で、毎年の4月10日にライラック詩歌の集いを行う。

交通: 6、50、53、109路バスに乗る。

営業時間: 8:30-11:00,14:00-15:30、水曜日休み。

チケット代: 5元

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