中国中央電視台本部ビル

2012-11-02

中国中央電視台本部ビル(ちゅうごくちゅうおうでんしだいほんぶビル、CCTV Headquarters)は、中華人民共和国北京市の東部の北京商務中心区(朝陽区東三環中路32号)にある超高層ビル。中国中央電視台(CCTV、中国中央テレビ)の本部として使用されている。高さは234メートル、51階建て。建設には50億人民元を超える金額が投じられた。

2000年より、北京の複数の建物に分散していた中国中央電視台の管理部門、ニュース部門、送信部門、番組製作部門、その他福利厚生部門などを全部一ヶ所に収める構想が立てられ、本部ビルと電視文化センターほか付属施設を北京市東部の朝陽区の新都心・東三環中路の北京汽車工場跡地(面積197,000平方メートル)に建設することになった。

2001年3月には建設申請の準備が開始され、2001年5月に国家広播電影電視総局が国家発展計画委員会に正式に中国中央電視台本部ビル建設計画の申請報告を行った。2002年1月、国務院は本部ビル建設計画に原則同意し、2002年2月、国家発展計画委員会は本部ビル建設計画に認可を与えた。

中国中央電視台本部ビルの周辺は「メディアパーク」として整備され、ホテルやスタジオなどが入居する付属高層ビル(中央電視台電視文化センター)、一般市民が参加する催しものや野外撮影などが行われる公開緑地が周囲に設けられる。このメディアパークは、北京東部の新都心の中心に伸びる緑地軸の延長上にある。この新都心(北京商務中心区、北京CBD)には300以上の超高層ビルが立ち並ぶ予定だが、中国中央電視台本部ビルはその皮切りとなる。

北京旅游网

モデルコース
人気おすすめ