北京の温泉 小湯山

2013-01-24

中国の温泉と日本の温泉との一番の違いは、中国ではほとんどの温泉は水着を着て入るということ。中国で温泉に行くなら、水着を持っていくのは常識である。日本でも、混浴の温泉などでは水着OK というところもあるが、温泉好きの人は水着なんか着てはいるのは邪道だ!という人が多い。この辺も、文化の違いだろう。でも、水着でもいいから温泉に入りたい!特に、春節期間、仕事のプレッシャーから離れ、心身をリラックスするため、温泉は最高な選択である。どこにあるか?今日は北京の温泉をご紹介するが、北京の温泉といえば、一番有名なのは小湯山である。

北京の北郊外、昌平区の東側に、300年以上の歴史を誇る有名な温泉、「小湯山」がある。「小湯山」は中国十大温泉の一つで、清の時代は皇室がくつろぐ場所であった。今は温泉リゾートになり、北京の人々にとっては、温泉を楽しむ名所となった。基本的に巨大な共同浴場が一つで、ほかには、いろんな漢方の薬剤を入れた湯もいくつかある。一部の温泉施設では、スイートルームにプライベート温泉もある。巨大温泉は水着を着ながらみんなで一緒に入るも良し、客どうしで話し合って男女別に入るのも、家族別に入るのも良い。どちらにしても、たとえ満室であっても人数はたかがしれているのでゆったりとくつろげる。

日本の温泉街のように、温泉のある、複数の施設があるわけである。・・肝心な泉質は何か。硫黄泉である。北京で多くある温泉パークと違って、小湯山辺りの温泉は地下2000メートルからくみ上げられており、源泉の温度は30度ちょっと、沸かし湯ではあるが、100%の温泉なので、硫黄泉の特徴である温まりやすさはみじんも損なわれていない。

北京旅游网

モデルコース
人気おすすめ