釣魚台国賓館

2013-03-20

釣魚台国賓館(ちょうぎょだいこくひんかん)は、中華人民共和国の北京市海淀区甘家口にある宿泊施設である。2000年頃までは国内外の賓客のための迎賓館として使われていたが、現在は一般客も宿泊可能。

名前の由来は、金の皇帝、章宗が同地の池に釣り場を設けたことによる(中国語で尖閣諸島を意味する「釣魚島」もしくは「釣魚台列嶼」と直接の関係はない)。池と周辺は後に清の乾隆帝によって皇帝所有の庭園である皇家園林「玉淵潭」として整備され、同国賓館はその一角に建築された。

43万㎡(東京ドームの約10倍)の敷地に7万㎡の湖を有し、18棟のホテル並の大きさを誇るゲストハウス(建築面積は17万㎡)が点在しており、又、数万本の木々や水で囲まれた広大な敷地内には、風光明媚な風景、建築物が多数散在している。各ゲストハウス内には国宝級の貴重な芸術品の数々が実際に使用、展示されている。

釣魚台国賓館の中には1~18の別荘型ゲストハウスが存在し、それぞれ違った様式を持っている。中でも12号楼、18号楼は「総統楼」と呼ばれ、歴代の中国国家主席や、日本の天皇皇后両陛下、アメリカ大統領等がご宿泊されたところである。警備上の問題もあり、一般の方は一部屋ずつ借りることはできないが、都合があえば一日楼自体を丸ごと貸しきることが可能。歴史ある家具や装飾、工芸品は世界のTopを迎えるに相応しい場所となっている。

17号楼は最近リフォームされ、美しい装飾と素晴らしい品々で飾り付けられた建物は宿泊者を魅了している。

アクセス:北京地下鉄1号線木樨地駅下車

住所:北京市海澱区阜成路2号

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