4月18日、京港地鉄公司は5月上旬に開通予定の地下鉄14号線初開区(張郭庄から西局まで)について、もう一段階調整を行った後、初期の運行は全行程片道17分間で運営すると発表。西局駅の始発は5時24分、張郭庄駅始発は5時51分。14号線と10号線の乗継駅となる西局駅では利用客が増えた場合分流措置が採られる。
まもなく開通する14号線、6つの駅の内装作業は基本的に終了し、車輌は最後の試験運転を行っている。最短発車時間は5分、西局始発は5時24分、最終は22時19分。張郭庄駅の始発は5時51分、終電は22時51分となる。10号線と14号線の乗換駅となる西局駅はおそらく人が多くなるため、適宜分流措置を採るとのこと。乗換通路は、当初は最短距離となる通路は閉じられ、少し遠まわりする通路が利用される。この駅の最短乗り換え時間は約2分となる。
中国北車長客股公司の紹介によると、14号線で採用する車輌はA型。北京で現在採用されるB型車輌と比べると、A型は4メートル長く、0.2メートル広く、一回の運行能力が30%アップするという。自動ドアも5つとなる。
地下鉄14号線の始発駅は北京西南部(豊台区永定河西の張郭庄駅)。途中、麗澤商務区、永定門、南八里庄、大望路、朝陽公園、望京などを経由し、北京東北部(朝陽区の善各庄駅)が終点。北京南部と東部を貫通する路線だ。園博覧会の開催とあわせ、張郭庄駅から西局駅は来月にも開通、その他の路線については12月に開通となる。