北京動物園のスポットご紹介

2013-04-16

本文は続いて北京動物園のスポットご紹介します。

ゴリラ館

北京動物園のゴリラ館の新館は1987年に建設された。新館の敷地面積は8000㎡、建築面積は1430㎡、屋外運動場は3600㎡で、総工費は420万元に達した。新館の建築面積は旧館から2倍近く増加した。室内展示場には普段の運動で使用する築山やアスレチックが設置され、背景部には野生で生活するゴリラの絵が描かれている。展示場のガラス窓は厚さ34mmの強化ガラスが使用され、しっかりと安全が確保されている。屋外運動場には築山や池などの運動設備とフェンスが設置されている。室内展示場と屋外運動場は地下通路でつながっている。途中にあるゲートは機械式の手動門で、飼育員の安全を確保するため、人とゴリラが直に接触しない仕組みになっている。そのほか、館内には隔離室、治療室、繁殖室、および飼料加工室などがある。屋外運動場には高木が植えられ、潅木が組まれ、築山や枯れ木もあり、野外環境が良く再現されている。そのため、動物が生き生きと活動する姿を見ることができる。

金糸猿館

金糸猿館は霊長区内にあり、西にはゴリラ館、東には黒水洋がある。優雅な環境で、南北は平坦でひらけている。敷地面積は1000㎡、建築面積は500㎡、屋外運動場の面積は320㎡である。金糸猿館は金糸猿の飼育線を軸にして、両側に動物部屋とサービス部屋が並んでいる。動物部屋は築山の中に隠れており、二つの半円状の檻が組み合わさった形状をした屋外運動場がある。城内には築山とアスレチックがあり、金糸猿が思う存分遊ぶことができるようになっており、飼育管理もしやすくなっている。

羚羊館

北京動物園の羚羊新館は1997年9月に竣工した。東は動物愛心クラブに、西は羚牛館に隣接する。新館はコンクリート建築で、東西に長く延びた形をしている。その中、主体建築は動物舎である。主体建築物の高さは6m、20室の動物間がある。一つの部屋は24㎡、策で区切られ、12㎡の大きさに仕切ることができ、これは動物の臨時隔離室として使用する。また、室内には飼葉桶、上下水道が整備され、動物たちの食事の際に使用される。また各部屋には暖房も付いている。東西に幅2mの吹き抜け道路があるので通風も良い。室外には柵で囲まれた運動場があり、大小12個に分かれ、それぞれの面積は30~50㎡。

畅観楼

動物園の楽善園畅観楼は清光绪三十四年に建てられたもの。清代末皇室の郊外の離宮であった。畅観楼はバロック建築様式を採用しており、煉瓦と木で作られた2階建ての建物である。周囲には外廊があり、屋上の窓は正面を向き、ロフトが設置されている。赤レンガの壁は所々に漆喰の花が彫刻されている。正面両側の角に建つ場所は八角形をしており、鉄の屋根で覆われている。畅観楼ができた後、慈禧、光绪が次々と亡くなったため、使用されたことは無かった。辛亥革命の孙中山が北京を訪れた際、畅観楼に居住していた。中華人民共和国が成立した後、北京市で初めての方案が畅観楼で生まれ、「畅観楼方案」と呼ばれた。畅観楼は1990年代に「北京皇家クラブ」に改められたが、一般公開はされていない。

北京旅游网

モデルコース
人気おすすめ