景山公園、故宮が一望できる北京の絶景スポット!

2013-05-09

最高の北京ビューといえば、景山から一望する故宮博物院。公園全体をじっくり観光する時間のない場合でも、山頂からの景色だけはぜひ見て欲しいもの。この記事では有名な山頂からの景観を含む、景山公園の魅力&見所を盛りだくさんに紹介している。

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■景山公園

住所:西城区景山西街

TEL:010-6403-8089

入場:4・5・9・10月6:00~20:30、6~8月6:00~21:30、11~3月6:30~19:30

料金:2元(牡丹展などイベント開催時は5元)

景山公園とは?

「紫禁城を邪気から守る人工の山」

景山とは北海公園の湖と故宮(紫禁城)の堀を作った時に出た土で作られた高さ44.6メートルの人工の山のこと。

風水では北方から邪気がやってくるとされており、故宮を守るため真北に作られたとされている。明、清二代に渡って王室庭園として栄えてきたが、清朝滅亡後の1928年から公園として一般公開されるようになった。

景山公園の魅力1

「黄金の紫禁城……幻想的な美しさにうっとり!」

夕陽を浴びて黄金に輝く故宮の全容が目の前に広がる

北京フリークの多くが「北京で一番好きなのは景山からの景色」と答えるほど、山頂の万春亭から一望する故宮の景色は有名である。特に夕刻、夕陽に照らされて紫禁城の屋根が黄金色に輝く様子は圧巻!

一時期は樹木が茂ってしまい故宮が見えない!などということもあったのであるが、現在は樹木が剪定されていて、ばっちり景観を楽しむことができる。

景山公園の魅力2

「300品種以上の艶やかな牡丹が満開に!」

開花の時期には色とりどりの艶やかな花が鑑賞できる

実は中国には法廷で定められた国花がないのであるが、一般的に「梅か?牡丹か?」と言われている。その一つである牡丹で有名なのがここ景山公園。

毎年、花が見ごろを迎える4月下旬から5月下旬まで牡丹展が開催。希少価値の高い“嚢陽大紅”や“雲錦霞裳”、開花が難しいとされる“大葉白”、大ぶりの花が見事な“八重櫻”など、300品種以上、2万株の牡丹を楽しむことができる。

景山公園の見所

「園内に点在する歴史遺産」

公園のメインスポットは5つの峰からなる景山。峰それぞれに観妙亭、周賞亭、万春亭、輯芳亭、富攬亭という5つの東屋が存在する。その他、明のラストエンペラー・崇禎帝が槐樹に帯をつるして自決した「崇禎自縊処」、景山北部に位置する歴代の皇帝像を収めた「寿皇殿(外観のみ)」、清代皇帝后妃を埋葬するまえに安置した「永思殿(外観のみ)」、「観徳殿(外観のみ))」が有名である。

北京の公園としては中規模なので全体をじっくり見るとしても1、2時間、山頂の万春亭から故宮を眺めるだけなら30分ほど考えておけばOK。故宮観光のプラスαとして楽しめるスポットである。

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