北京の伝統的な街並み“胡同”が残る后海

2013-05-03

故宮の北側には后海、前海、西海という連結した3つの湖があるが、開発当初、后海湖畔にお洒落なカフェバーが集中していたことから、ここ一帯は「后海」という名前で有名になった。その後、前海や西海も同じように発展した。レストランや雑貨店が集まる「荷花市場」や、観光客向けのショップが並ぶ「烟袋斜街」などの新しいスポットも次々と登場。さらに、この周りは明清の時代、貴族たちが邸宅を構えていた高級住宅街であったことから、現在も多くの名園、王府、寺院などが残っている。いまや「后海」は、観光、飲食、ショッピングを総合的に楽しめるエリアとして人気を呼んでいる。

后海は午後から動きだすエリア。午前中はほとんどのお店が閉まっているので、注意してください。后海の観光は胡同(伝統的な路地)が面白い! 「人力車胡同ツアー→胡同の散策→ショッピング」という順番で進めていきましょう。1台の人力車に2人まで乗車できる。子供なら3人までOKなことも

人力車が集まる地点はいくつかあるが、分かりやすいのが北京市什刹海体育運動学校の前。常に数十台の人力車がズラリと並んでいる。コースは様々で40分~2時間半などがあるが、時間の長いものは名所の観光ツアーが含まれているので、胡同巡りを楽しむのなら40分のコースで十分。料金は交渉にもよるが近年、値上がりが激しく、一般的に100元/人程度といったところである。最終地点を「荷花市場」にして欲しいとお願いしましょう。

値段交渉が成立したら出発である。胡同を抜けて、湖のほとりをぐるりと走っていく。ゆっくり走って欲しいと思ったら「マンマンゾウ(ゆっくり走ってください)」とお願いしてみてください。

荷花市場で降りたら、胡同の町並みと湖の風を楽しみながら散策である。荷花市場→銀定橋(石の太鼓橋)というルートがおすすめであるが、あまり気にせずに、ぶらぶらしょう。

銀定橋まで着いたら、橋の北側にある烟袋斜街でショッピングである。ここで売られているものはパンダグッズや中国茶用の茶器などのベタなチャイナモノ。毛沢東グッズも手に入る。中国でのショッピングは値段交渉をするのが基本! 遠慮せずに言い値の半額ぐらいを言ってみて、先方の様子を伺ってみょう。ただし、お店によっては商品にプライスが明記してあって、交渉を受け付けないというところもある。

烟袋斜街を歩いていて強烈な臭いがしたらそれは紹興三味臭豆腐店の「臭豆腐」である。中国人でも食べられない人がいるほどの珍味。串1本から食べられるので、興味のある人はチャレンジしてみて!

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