北京大学内にある未名湖

2013-06-09

1952年現在の北京大学の前身である燕京大学が乾隆帝の花園・淑春園内に建設された。淑春園の未名湖一帯は公園として残され、その一角に配水塔として博雅塔も建設された。密檐式塔は外観上千年近く前の塔に見えるが、実は近代式建造物である。

淑春園は民国初年帰峡西督軍の陳樹藩が所有していたが、1919年燕京大学が収得し、1921年校舎の建設を始め、1926年に完成している。当時の建造物は現在も多く保存されており、見るべきものが多い。

道路を挟んだ北隣は円明園であり、当時円明園は無管理状態に置かれ、荒廃していた。この時期に移設されたと推測される遺跡も何件か目に付く。

未名湖一帯にも多くの遺物や歴史的建造物が残っており、一般市民に開放されている。ここは週末にもなると多くの参観客で賑わいをみせている。

場所:海淀区北京大学構内

入場料:無料

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