

1951年に中央自然博物館として、故宮の片隅に準備室が作られ、1958年に現在の場所に移転、1962年に北京自然博物館と命名され今日に至っている。総面積2万4000平方メートル、展示スペースは8000平方メートル、収蔵品数は約20万点あり、そのうち2割が常時展示されている。自然博物館は上海、大連など中国各地にあるのであるが、ここ北京のものが国内最大級。館内には古代動物、動物、植物の化石や標本が展示されていて、その起源や発展が詳しく説明されている。キッズの体験コーナーもあり、家族連れで楽しめる博物館である。
自然博物館には推定26メートル級の恐竜の骨格、巨大マンモスの牙など、目玉展示品が数多くある。しかし、かつて一番話題となっていたのは人体標本。全身、臓器、胎児(三つ目、無脳症)などのホルマリン漬けのものが展示されており、一時、北京の珍名所として世界的に注目されていた。しかし、2008年北京五輪開催前にコーナーそのものが閉鎖されてしまった。その後2010年に「走近人体」と名を変えて、ヒトの展示コーナーをオープンさせた。現在は、レプリカや模型を用いた展示物がメインで、ホルマリン漬けの展示物は胎児のもの数点のみとなっている。
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■北京自然博物館
住所:東城区天橋南大街126
TEL:010-6702-7702
開館時間9:00~17:00(入館16:00まで)毎週月曜定休日
チケット:前日までに電話予約。当日、身分証明書を提示して無料チケットを受け取る
アクセス:バス6、7、17、20、34、35、36環、59、105、106、110、120、707、729、743、826、特11路「天橋」駅すぐ



