北京のシンボル! 天安門広場

2013-07-31

ここを観ずして北京を観たとは言えない! ちなみに天安門とは毛沢東の肖像画のかかった赤い城門のことで、天安門広場はその前に広がる広場のことを言う。

広場周辺は規制が厳しいので、天安門前で車は停車できない。天安門広場の南西角でタクシーを降り、天安門に向かって歩いて北上するようにしょう。北京での観光は基本的に南から北へ向かっていくのが一般的。というのも、古代の建物は「天子南面す」の故事に従い、南向きに建てられているからである。

1977年に建てられた毛主席紀念堂。中には毛沢東の遺体が安置

天安門広場の中には南から正陽門(前門)、毛主席紀念堂、人民英雄紀念碑、国旗掲揚台が設けられている。そして、広場の周りには、西側に中国の国会議事堂にあたる人民大会堂、東側に国家博物館が位置している。まさに中国の中枢だ! そのため、広場内には常時、軍服をまとった警備兵が数多く見られる。

国旗は毎日、日の出と日の入りの時刻に掲揚、降揚が行なわれる。警備兵の動きが一種「儀式」ともいえるものものしさで、なかなかの見もの。興味のある人は早起きして観に行ってみょう。

広場の見学が終わったら、地下歩道を通って天安門へ。

毛沢東の肖像画が象徴的な天安門

天安門から広場を眺める。中国の大きさを実感する瞬間

故宮博物院へ行く前に、天安門に上ってみましょう。ここの上からは、先ほど観た広大な天安門広場を一望できてしまうのである!

まず、門をくぐって約10m行った左側にある「天安門城楼售票処(チケット売り場)」で入場券を購入。そして更に20mぐらい進んで左側にある「天安門城楼存包処(荷物預かり所)」で入場券を見せて荷物を預け、引換券を受け取る。貴重品、カメラ以外の荷物はすべて預けなければならない。とはいえ、小さなポシェットぐらいは許されることも。

荷物を預け、セキュリティ検査を受けたら、城楼へGO! 広大な景色を満喫しよう。見学が終わったら、荷物の引き取りをお忘れなく。さらに北へと進んでいこう。

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■天安門

TEL:010-6309-5630

入場:8:30~16:00(広場は日の出の1時間前~日没まで)

料金:天安門城楼15元(荷物2元/個)、広場は無料

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