髪は女の命。女性の美しさの一つに髪の輝きがある。梳けば梳くほど艶やかな髪になるだけではなく、中国の伝統工芸を施した美しい櫛は、自分用にもお土産にも最適である。美しい髪を保つには髪を梳く「櫛」選びは大切である。そこで、今回ご紹介するのは、中国で有名な手作りの櫛メーカー「譚木匠」(Tan Handicraft)である。髪に優しい素材を使い、髪の健康を考えた櫛をはじめ、そのほか気になる小物がたくさん揃っている。しかも、伝統工芸をプラスした見た目にも美しいものばかり。自分用にもお土産用にもぴったりだ。

「譚木匠」は、中国の重慶にある54000平方メートルもの自社工場に1000人以上の熟練工を雇い、櫛を中心に家具や装飾品などの木製品を製造している。櫛だけでもなんと2400種類もあり、直営店の数は中国内を始めシンガポール・マレーシア・韓国・アメリカ・スペイン・フランス、そして香港を合わせると700店舗にまでのぼる。中国の櫛メーカーと言えば、「譚木匠」といえるくらいとても有名なお店である。
櫛の歯が、頭の形に合うようにカーブしているために、地肌に当たるように髪を梳いても決して痛くない。それどころか、頭皮をマッサージする効果があって、とても健康にいい。頭は第二の足の裏と言われるくらいツボが集中しているので、そこをマッサージするのは体全体の健康に繋がっていくのだそうだ。櫛に使われている天然の木材や牛の角は、梳けば梳くほど髪が美しくなる。すべての製品にいえるのは、ただ使用するだけではなく、使用することによって、より健康に、より美しくなれるように作られているということだ。
それでは、当店の主要製品をご紹介。

1、草木染使うのが惜しくなるような工芸品のような美しい櫛の数々をご紹介。「草木染」は、天然の植物から摘出した染料を用いた美しい色彩が特徴である。ほのかに花のようないい香りもする。ポップな色合いにも関わらず、天然の木目とモダンなデザインがユニーク。好きなカラーを選んで自分用に持っていたい櫛である。
2、漆芸梳漆(うるし)を塗った櫛に、一つひとつの模様を丁寧に重ねて描いたものである。「草木染」と比べても、色彩がシャープでより鮮明な感じがする。かんざしとお揃いになった櫛は、鮮やかの漆によく映えるように重ねてつけられた模様は、和服に似合いそうである。
3、彫刻梳天然の木材に中国伝統の彫刻工芸をプラスした芸術ともいえる櫛である。十二支を象ったこの櫛は外国人に人気だとか。特に龍は人気がある。
4、彩絵鏡櫛と鏡は、切っても切れない間柄であろう。もちろん、鏡の種類も豊富である。持ち運びに便利なコンパクトサイズの鏡がたくさん揃っている。手描きの絵柄が特徴の彩絵鏡はとってもキュート。
5、漆芸鏡漆芸梳と同じく、一つひとつの模様を丁寧に重ねて描いたものである。天然の色をうまく利用しながら、クリスタルを張り付けたりしてアクセントにしている。
6、鏤空鏡高度な技術を使用し、木をくりぬいて作られている。幾何学的な模様も、こうして天然の素材を用いるとナチュラルに見えるから不思議である。

お店:譚木匠(新世界店)
住所:北京市東城区崇文門外大街3-5号新世界百貨
アクセス:地下鉄5号線「崇文門」駅のD出口から徒歩390メートル
営業時間:10:00~22:00



